セ・リーグ：巨人、パ・リーグ：楽天のリーグ優勝が決まり
セ・リーグはクライマックスシリーズ進出チームも決まりました。
パ・リーグはまだ2位から4位までのロッテ、ソフトバンク、西武の3チームで
クライマックスへの残り2つの枠を争っています！


そんな中、今年でユニフォームを脱ぐ選手、チームから戦力外通告をされる選手、
新天地を目指す選手など様々な動きがあるようですね！

自ら「引退」を発表できる選手はほんの一握りしかいませんね。
ほとんどが、チームから言い渡される「戦力外通告」。
ドラフトで上位指名されても、全く1軍で活躍することなく辞めていく選手も
少なくありません。

また、引退後も解説者やチームコーチなどプロ野球に携われる方も極僅かで、
それ以外の方々は現役に拘り最後まで必死に居場所を見つけるために
努力をされている姿は、華やかな1軍の試合からは想像できない世界ですね！


先日、某汐留のJOAXの番組で1999年5月に清原和博選手の頭部にデッドボールを
当ててしまい、翌年7月に再び清原選手と対戦するもホームランを打たれ
2軍に落ち広島から戦力外通告を受けてしまった小林敦司さんの現在を放送していました。

2000年にはロッテにテスト入団されましたが、2001年に引退された小林さんは、
その後野球とは全く無縁の「パティシエ」という職業を目指されました。

ご実家もお店をされていたという小林さんは、スイーツの名店「キルフェボン」で
5年間の修行をされた後、ご自身のお店「2-3Cafe（ツースリーカフェ）」を
スイーツの激戦区東京の「代官山」に出店されたそうです。

※番組では、清原さんが小林さんのお店に訪問しお奨めのチーズケーキを食べて
　「美味しい」と言って、デッドボールを当てた当時の小林さんを許し
　男同士の握手をされていました。

もちろん、小林さんのように努力して成功を勝ち取った方はまた極僅かで、
プロ野球選手になってもすべての選手が華のような人生を送っているわけではありません。

そういう意味でも、プロ野球選手になった選手のその先の人生もNPBや球団関係者も
考えていって欲しいと思いました！