N．ロズベルグのF1モナコGP親子優勝の余韻をかき消すような事態が、
F1の舞台裏で繰り広げられています。

※詳細は下記をご参照願います。

ピレリタイヤのテスト問題

問題の発端は、昨日もお伝えしましたがスペインGP以降モナコGPまでの間に、
メルセデスAMGがピレリタイヤを使ってテスト走行をしたというものです。

タイヤ供給者であるピレリタイヤがタイヤテストを行うこと自体はレギュレーションで
認められているのですが、使用したマシンがメルセデスAMGの2013年型のマシンであったことです。
通常、タイヤテストは旧型のF1マシン（2009年型のトヨタF1マシンや2010年型ルノーR30など）を
使用して行われてきました。
これは、そのシーズンモデルのマシンを使用してでテストを行えばそのチームに
アドバンテージができてしまい、公平性を欠くことになることは言うまでもありませんよね。

しかし、どのような手続きによって行われたかは不明ですが、メルセデスAMGの
今シーズン型マシンW04を使用したことが明らかになっているようです。
このため、レッドブルやフェラーリなど他のチームから抗議が出されましたが、
審議の結果モナコGPのレース結果には変更がないことが決まりましたが、
本件はFIAに委ねられ、国際控訴裁判所での審議されることになりそうです。

何とも後味の悪い結果となり、最悪の場合はメルセデスAMGのレギュレーション違反で
シーズンポイント剥奪などという結果になりかねませんね。

今後、この件については目が離せません！