夏になるとあちこちで鳴くセミですが、17年間地中で幼虫として過ごし
17年目に一斉に数十億匹が孵化する「17年ゼミ」が今年はアメリカで
大合唱をするそうです！

この「17年ゼミ」が、以前に大発生した年は1996年だったそうです。
ただ、この研究を始めたのが1979年だそうで、今年の大発生で2回目らしいです！

セミの仲間は短いもので3年、アブラゼミで6年、17年ゼミが17年もの間
幼虫として地中で活動しているそうです。

成虫になると1週間ほどと「短命」だと思われていますが、
実は人間に捕まえられたセミが「短命」なだけで、自然界では
約1ヶ月ほど生きているとのことです。

話を元に戻すと、17年ゼミが今年北アメリカのジョージア州北部から
ニューヨーク州北部までの全長1400キロにわたる広範囲で一斉に地上に
出て孵化するそうですが、この次は2030年になるとのことです。

ちなみに、北アメリカの南部に生息するものは「13年ゼミ」と呼ばれ、
13年周期で大発生するとのことです。

この「数十億匹」という数の成虫が一気に孵化することにより外敵に襲われる
可能性を低くして生き延びてきたのだと考えられているそうです。
セミの研究者の方々は、北アメリカに行かれるのですかね？