既に日米通算2000本安打は達成していましたが、MLBでの5安打を含めず
NPBだけの2000本安打に拘った中村紀洋選手が、史上43人目の達成者となりました！

今日の試合前はあと2本に迫った中村紀洋選手でしたが、金曜日からの3連戦で対戦している
中日の谷繁元信選手も同じく残り2本に迫っていました。

しかし、中村選手には今日達成しなくてはならない理由があったそうです。
それは、娘さんが今日しか直接観戦できなかったそうです。
娘さんの目の前で達成するには、どうしても今日2本のヒットを打たなければ
いけなかったそうですが、見事にそれを達成しました。
奇しくも、同じく残り2安打に迫っている谷繁選手の目の前でも！

1992年に近鉄バッファローズに入団後、近鉄とオリックスが合併した2004年に
ポスティングシステムでロサンゼルス・ドジャースへ移籍しますが、2005年に
オリックスへ！
その後、中日→楽天と渡り歩き、2011年から現在の横浜DeNAに在籍しています。

他の選手より長い34.5インチのバットを使用し、オープンスタンスで構える
バッティングフォームは三冠王3回を誇る落合博満さんを「師」と仰ぐものからだそうです。

ケガにも泣かされた時期もあり、決して順調に達成できた2000本安打ではなかったこの日を、
今日5月5日のこどもの日に娘さんの観ている前で達成できて本当に良かったと思います。
本当におめでとうございます！

長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督、松井秀喜さんの国民栄誉賞受賞と同じ日に達成したのも
ある意味では、光栄なことだったのではないかと思います！

次は、谷繁選手の達成が待ち遠しいですね！