光GENJI再結成へ 「僕らもやりづらいし、彼らもやりづらい」赤坂晃が挙げた条件
東スポWEB
光GENJIについて語る赤坂晃
「パラダイス銀河」「ガラスの十代」などヒット曲を飛ばしたジャニーズ事務所の伝説の7人組グループ「光GENJI」の元メンバー赤坂晃(50)がインタビューで、グループ再結成への思いを告白した。ジャニーズ勢では「SMAP」が4月放送の番組で中居正広と香取慎吾が共演するなど、動向が注目される。8日の誕生日で、もうガラスじゃない“五十代”に突入した元トップアイドルの胸中は――。
【写真】ライブで熱唱する赤坂晃
英国の公共放送BBCが3月に、元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏(26)が4月に、それぞれ故ジャニー喜多川氏による性加害問題を告発。今月14日にはジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長が謝罪動画を発表するなど同事務所は激震に揺れているが、赤坂は粛々と活動している。
50歳の誕生日だった8日の横浜公演では、「パラダイス銀河」を含めたメドレーなど全13曲を熱唱。28日の福岡公演まで計6都市をまわる。
14歳でデビューした元トップアイドルは、五十路に「うれしいと言っていいか分からないですけど」と頭をかい
注目は、光GENJIの再結成があるかどうか――だ。ジャニーズ勢では、元SMAPの中居と香取が4月放送のフジテレビ系「まつもtoなかい」で6年ぶりに共演。「男闘呼組」は8月までの期間限定で再び活動している。
光GENJIはローラースケートを履いて歌うパフォーマンスでブレークし、1995年に解散。その後も、再結成の話はたびたび取りざたされる。
最近では今月1日配信の一部媒体のインタビューで、元メンバーの佐藤寛之が「難しい部分もある」と言いつつ、「断る理由なんて何もない」などと前向きな発言をしている。
赤坂は8日の横浜公演のMCトークで、6人の元メンバーとの思い出話に花を咲かせた。特に諸星和己と仲が良いと明かした。
光GENJIの再結成を聞いてみると、「皆、前向きなんじゃないですか、腹を割って話せば。“じゃあやろうよ!”というのは可能だと思います。まず集まることが大事」と明かした。
「でも、やっていいのかなというのと、タイミングもあるし。そういう中で大沢樹生が区長選にね」と苦笑いした。元メンバーの大沢樹生は東京・北区長選(4月)への出馬を表明し、のちに取りやめた。
また、元光GENJIでは「(ジャニーズに)残っているメンバーが2人います」とも補足。今もジャニーズに所属する内海光司、佐藤アツヒロに触れた。
男闘呼組では岡本健一が2021年11月、ジャニーズとのマネジメント契約がエージェント契約に切り替わり、他のメンバーの権利関係もクリアになったことで再結成につながった。赤坂も内海、佐藤の契約が切り替わるなど環境が整えば、再結成は「できると思う」と指摘。現状は「僕ら(退所組)もやりづらいし、彼ら(残留組)もやりづらいだろうから」と内海、佐藤に配慮を見せた。
ローラースケートはすでに履いていた。昨年12月、川崎市で元メンバーの諸星とともにライブを開催。諸星に背中を押されて楽屋で履いてみると、「クルッと回ってターンとかはできた」。実際のライブでも観客の前で履いてみせた。
練習すれば「全然いけると思う」と手応えは得た。「(体力的に)早くしないと、ローラースケートを履けなくなっちゃいます(苦笑)」
SMAPの再結成には「“戦友”という部分では集まってもいいと思うし、再結成してもいいと思う」とし、「それは僕らも一緒」と語った。ファンならずとも光GENJI、SMAPの再結成は見たいはずだ。
☆あかさか・あきら 1973年5月8日生まれ、東京都出身。身長178センチ。87年に「光GENJI」としてデビュー。95年に解散。2007年10月に薬物事件でジャニーズ事務所を解雇された。15年8月に主演舞台で活動再開。現在、居住する沖縄・宮古島で焼き肉店「589(コハク)」を経営。8日に新型コロナウイルスの感染症法上での位置づけが5類に移行され、「お店も再建しなきゃいけない」。