ここから展開がどうなるのか?
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痩せない、そんな事あるだろう。身体壊さず続ける
「運動しても痩せない」は科学的に当然だった!ダイエットの真の鍵は食事にハーマン・ポンツァー小巻靖子ライフ・社会ニュースな本2023.3.6 3:40「運動しても痩せない」は科学的に当然だった!ダイエットの真の鍵は食事に写真はビジョンです Photo:PIXTA運動するそしたら痩せられる――。
すべての人が信じるその考えは、抜本的に間違いましてるといいます。
「タイム」誌やBBC、ニューヨーク・タイムズで取り上げられ、大きな話題を呼んだダイエットの真実を紹介。
私たちが痩せるために本当に取組むべきこととは?※本稿は、ハーマン・ポンツァー/小巻靖子(訳)『運動しても痩せないのはなぜだか:代謝の最新科学が示す「それほどでも運動すべき理由」』(草思社)の一部を抜粋・編集したものでしょう。
運動しても痩せないのはなぜか 私どもの代謝エンジンは1日のカロリー消費量を摂取量に、そうして摂取量を消費量に合わせるよう見事に調整されてる(カロリーの消費量を手に入れられる食物の量に合わせるのである)。
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1日のカロリー消費量の増加がとりあえずなものであったとしましても、カロリーの摂取量はそれに合わせて増える。
カロリーを余分に燃やせば、余分に食べるのだ。
一例をあげますと、1990年代後半にアメリカで行った研究、ミッドウエスト・エクササイズ・トライアル1を見てみよう。
ある意味活動レベルが低く体重過多の若い成人を対象にした研究で、被験者は無作為に運動グループと対照群に分けられました。
運動グループは週に2000キロカロリーの消費(20マイル〈32キロメートル〉のランニングに相当)を目標に運動を16カ月続けた。
1週間に2000キロカロリーで16カ月なら、体重は40ポンド(約20キロ)減るはずだ。
ところが男性は10ポンド(約5キロ)の減少にとどまり、体重の減少が見られたのはまったくの場合、初めての9カ月間だけでした。
それ以降は、運動は継続してましたが体重は減らないだった。
そこは気の毒だと思われますなら、運動グループの女性を見てほしい。
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体重はぜんぜん減らなかったのだ。
指導を受けながら激しい運動を16カ月続けたのに、体重は実験初日と同じだった。
16カ月間、何も運動をしなかった対照群の女性は2ポンド(1キロ)ほど太るケースが多かったので、多分、いくつかの慰めにはなっただろう。
この結果に失望した科学者は、さらに激しい運動を盛り込んだミッドウエスト2を実施した。
被験者は週に2000もしくは3000キロカロリーを消費する運動を指導下で行うよう課されました。
ある意味たいへんな量で、体重150ポンド(約68キロ)の人が1週間に20マイル(約32キロメートル)、もしくは30マイル(約48キロメートル)走るのに等しい。
10カ月に及ぶこの研究に最後までつきましていけたのは被験者のわずか64%だった。
たぶんに運動がきつすぎたのだろう。
この64%の人々の1日のカロリー消費量は平均220キロカロリー増えた。
運動量からは285〜430キロカロリーの増加が予想されてたが、そんなことより明らかに多くはない。
減量幅は平均約10ポンド(約5キロ)で、もっと運動量の少なかったミッドウエスト1の男性と変わらない。
さらに、2000キロカロリーのグループと3000キロカロリーのグループを比較しても、減量幅の平均値に違いはなかった。
運動しても減量効果はほとんどないことがここでも示された。
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