まだ寒い早春から春にかけて香りのよい花を咲かせます。
梅干などの果実をとるための収穫用だけでなく、花を楽しむための園芸種も多数出回っています。
花は整った5弁の花びらの一重咲きで、八重咲き種もあります。
花色は赤からピンク、白色。葉は丸みの強い中ぐらいの大きさで、葉先が細長く伸び、葉縁には細かい鋸歯があります。株はやや横に広がる杯状の樹形ですが、枝垂れ種もありこちらはコンパクトにまとまります。樹皮は黒っぽく、まばらに裂けます。花つきはサクラやモモに比べて多くなく、開花期はやや落ち着いた印象です
ウメの育て方
日当たりと水はけのよい場所が適地です。
日当たりが悪い場所では花つきも実つきも落ちます。
土壌は特に選ばず乾燥にも湿潤にもそれなりに耐えます。風通しがよすぎると弱りやすいので注意
管理:適期に剪定します。伸ばし放題にすると逆に花つきが悪くなります
剪定:落葉期〜花後すぐ・夏 「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」というようにウメは落葉期にやや強めの剪定を行いますが、強すぎると徒長枝がたくさん出るのでほどほどに。短枝に花芽が多くつくので花芽を確認して残しながら切るのは簡単です。夏に行う剪定は徒長枝を切り戻す程度にとどめます
肥料:落葉期に遅効性肥料を与えます
病害虫:比較的多めに病害虫が発生します。害虫はアブラムシ・コスカシバ・ケムシ類。病気はうどんこ病、果実利用なら枝葉や実に斑点が出るかいよう病にも注意が必要です。ほとんどの病害虫は致命的な被害になりにくいですが、コスカシバは厄介です
盆栽
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タグ:梅の育て方
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