2015年12月27日
バッティングセンターでも身につく重要な技術3 超速球打てるは一流打者の前提条件
バッティングセンターでも身につく重要な技術3
超速球打てるは一流打者の前提条件
超高校級の、その年確実にドラフトにかかるだろうといった怪物投手が、
地方予選の1.2回戦あたりで、しかも下位打者に、自慢の剛速球がいとも簡単に
安打されることって、珍しくないと思います。
どこの弱小高校も、バッティング用ピッチングマシーンはたいていありますので
それを最速に設定して、距離も近くして、体感160キロほどで練習しておけば
真っすぐには、間違いなく対応できます。
山口のバッティングセンターで、70歳前後のおじいちゃんが、
140キロの超速球コースで、快打連発しているのを見たことがあります。
ゲートボールの代わりか、通い詰められているのは、間違いありません。
ただ、打ち方はお世辞にもいいとは言えない、そのタイミング1点でしか打てない
マシーンの打ち方でしたが、ご高齢にもかかわらず超速球に対応できているのが、
素晴らしい限りです。
準備しておけば、確実にできることです。
私は、山口から神戸に移籍して、社会人野球企業チームの一流どころの、一流投手と
当たり前のように対戦する環境となりまして、超速球対策のバッティングセンターを
探すところから始めました。
ちなみに、当時在籍した会社は、神戸のジェームス山の中腹で、結構な坂でしたので、
自転車に乗っているのは自分だけだったのですが、更に2山越えた伊川谷の
バッティングセンターをみつけて通っていました。結構な峠ですので、
地元の方からすればあの峠を自転車で越えるのは、アホちゃうてな感じですが、
時間にして片道30分程で行けましたので、それくらいの手間でしたら
何と言うことはありません。
一流投手の自慢の剛速球が打てるようになるわけですから。
しかし、何もしていなければ、言うまでもなく全く打てません。
神戸に移籍するまで、140キロ投手と対戦したことは、2人だけです。
1人は、高校時代、県優勝か準優勝して四国大会に進んだチームのエースで、
練習試合の途中登板で見事に、9者連続三振を食らいました。
1・2回戦レベル中心の練習試合に負け越すような弱小高校でしたので
まさしく異次元の快速球に、追い込まれてからの沈む球は、消える魔球
そのものでした。しかもその試合、右中間左中間に本塁打性の二塁打三塁打を
放って、調子が良かったのですが、赤子の手をひねるように、やられました。
ちなみにその投手、小学校時代の県決勝戦で、対戦したことがあり
私は投げ負けて準優勝投手、その投手から本塁打もかましているのですが、
高校進学で成長曲線の違いに、その練習試合は大金星を上げたのですが、
複雑な心境でした。
2人目は、大学の1個上の先輩でエース。紅白戦で対戦しましたが、
全く歯が立たない、ボール2個分は離れているのでは無いかという
空振り三振でした。
140キロ超の快速球を、準備しないで、打てないのは当たり前です。
神戸から大阪に移籍して、大阪のバッティングセンターでは、150キロコースで
距離が2・3メートル近めでしたので、体感で160キロ以上あったせいか、
対戦した、後にプロになった投手10人程を含めましても、そのマシーンより
早い投手はいませんでした。
ただ軟式で、速球対策をし続けていましたので、いざ硬式となりますと、
インパクトの衝撃が、真芯で捉えているにも関わらず、かなり重かったです。
と言うのも、ある打ち方をしていたせいもあります。
ギリギリまで呼び込んで、軽くヘッドをちょこっと返すと、信じられないような
本塁打角度ですごい打球が飛んでいきます。この打ち方が軟式独特と言いますか、
硬式では力負けするのではないかと言うくらい、力が抜き切ったインパクト
なのですが、強烈な打球が飛びます。実際にスタンドまで届いているかどうか
確認できないのが、バッティングセンターの限界ですが、この打ち方のおかげ
と言いますか、見逃したと思ったら打ってた、と打撃捕手をしていた人や何人かから
言われたことがあります。
野村克也元監督が現役を退いて解説者となった年に、岡田阪神元監督が早稲田から
新人として入ってきた時に、見逃したと思った瞬間打つところに、センスを感じた
ということを書いていました。
レベルが違いすぎて恐縮ですが、ギリギリまで呼び込んで、引き付けて打つこと。
見逃し方に、野球選手としての器量が問われるので、きっちりした体勢で
見逃すようにと、小学生にアドバイスしたことがありますが、
ギリギリまで呼び込んで、引き付けて打つことによって、
きっちりした体勢で見逃すことができます。
別の回でまた書きますが、投手は打者が自分の体勢で打てないよう、
あの手この手で崩しにかかります。超速球や変化球や抜いた球や、
ボールになる球、最初からボールな球、こういった様々な仕掛けに
引っかからないようにするためには、ギリギリまで呼び込んで、引き付けて打つこと
が、重要になります。
今回、体感160キロの超速球対策で、引き付けて打つことができるようになる
ということも主題の一つにしようと思いましたが、説明がうまくできませんでしたので、
超速球打てるは一流選手の前提条件、にタイトルをとどめましたが、
超速球をいつもより引き付けて、いつもより始動を遅らせて軽くヘッドを
落とし込んでみて下さい。超速球の反動で、強烈な打球が飛んでいきますので、
自分のイメージとは違う、面白い感触を得られます。是非機会があれば
試してみて下さい。
超速球打てるは一流打者の前提条件
超高校級の、その年確実にドラフトにかかるだろうといった怪物投手が、
地方予選の1.2回戦あたりで、しかも下位打者に、自慢の剛速球がいとも簡単に
安打されることって、珍しくないと思います。
どこの弱小高校も、バッティング用ピッチングマシーンはたいていありますので
それを最速に設定して、距離も近くして、体感160キロほどで練習しておけば
真っすぐには、間違いなく対応できます。
山口のバッティングセンターで、70歳前後のおじいちゃんが、
140キロの超速球コースで、快打連発しているのを見たことがあります。
ゲートボールの代わりか、通い詰められているのは、間違いありません。
ただ、打ち方はお世辞にもいいとは言えない、そのタイミング1点でしか打てない
マシーンの打ち方でしたが、ご高齢にもかかわらず超速球に対応できているのが、
素晴らしい限りです。
準備しておけば、確実にできることです。
私は、山口から神戸に移籍して、社会人野球企業チームの一流どころの、一流投手と
当たり前のように対戦する環境となりまして、超速球対策のバッティングセンターを
探すところから始めました。
ちなみに、当時在籍した会社は、神戸のジェームス山の中腹で、結構な坂でしたので、
自転車に乗っているのは自分だけだったのですが、更に2山越えた伊川谷の
バッティングセンターをみつけて通っていました。結構な峠ですので、
地元の方からすればあの峠を自転車で越えるのは、アホちゃうてな感じですが、
時間にして片道30分程で行けましたので、それくらいの手間でしたら
何と言うことはありません。
一流投手の自慢の剛速球が打てるようになるわけですから。
しかし、何もしていなければ、言うまでもなく全く打てません。
神戸に移籍するまで、140キロ投手と対戦したことは、2人だけです。
1人は、高校時代、県優勝か準優勝して四国大会に進んだチームのエースで、
練習試合の途中登板で見事に、9者連続三振を食らいました。
1・2回戦レベル中心の練習試合に負け越すような弱小高校でしたので
まさしく異次元の快速球に、追い込まれてからの沈む球は、消える魔球
そのものでした。しかもその試合、右中間左中間に本塁打性の二塁打三塁打を
放って、調子が良かったのですが、赤子の手をひねるように、やられました。
ちなみにその投手、小学校時代の県決勝戦で、対戦したことがあり
私は投げ負けて準優勝投手、その投手から本塁打もかましているのですが、
高校進学で成長曲線の違いに、その練習試合は大金星を上げたのですが、
複雑な心境でした。
2人目は、大学の1個上の先輩でエース。紅白戦で対戦しましたが、
全く歯が立たない、ボール2個分は離れているのでは無いかという
空振り三振でした。
140キロ超の快速球を、準備しないで、打てないのは当たり前です。
神戸から大阪に移籍して、大阪のバッティングセンターでは、150キロコースで
距離が2・3メートル近めでしたので、体感で160キロ以上あったせいか、
対戦した、後にプロになった投手10人程を含めましても、そのマシーンより
早い投手はいませんでした。
ただ軟式で、速球対策をし続けていましたので、いざ硬式となりますと、
インパクトの衝撃が、真芯で捉えているにも関わらず、かなり重かったです。
と言うのも、ある打ち方をしていたせいもあります。
ギリギリまで呼び込んで、軽くヘッドをちょこっと返すと、信じられないような
本塁打角度ですごい打球が飛んでいきます。この打ち方が軟式独特と言いますか、
硬式では力負けするのではないかと言うくらい、力が抜き切ったインパクト
なのですが、強烈な打球が飛びます。実際にスタンドまで届いているかどうか
確認できないのが、バッティングセンターの限界ですが、この打ち方のおかげ
と言いますか、見逃したと思ったら打ってた、と打撃捕手をしていた人や何人かから
言われたことがあります。
野村克也元監督が現役を退いて解説者となった年に、岡田阪神元監督が早稲田から
新人として入ってきた時に、見逃したと思った瞬間打つところに、センスを感じた
ということを書いていました。
レベルが違いすぎて恐縮ですが、ギリギリまで呼び込んで、引き付けて打つこと。
見逃し方に、野球選手としての器量が問われるので、きっちりした体勢で
見逃すようにと、小学生にアドバイスしたことがありますが、
ギリギリまで呼び込んで、引き付けて打つことによって、
きっちりした体勢で見逃すことができます。
別の回でまた書きますが、投手は打者が自分の体勢で打てないよう、
あの手この手で崩しにかかります。超速球や変化球や抜いた球や、
ボールになる球、最初からボールな球、こういった様々な仕掛けに
引っかからないようにするためには、ギリギリまで呼び込んで、引き付けて打つこと
が、重要になります。
今回、体感160キロの超速球対策で、引き付けて打つことができるようになる
ということも主題の一つにしようと思いましたが、説明がうまくできませんでしたので、
超速球打てるは一流選手の前提条件、にタイトルをとどめましたが、
超速球をいつもより引き付けて、いつもより始動を遅らせて軽くヘッドを
落とし込んでみて下さい。超速球の反動で、強烈な打球が飛んでいきますので、
自分のイメージとは違う、面白い感触を得られます。是非機会があれば
試してみて下さい。
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投稿者:店長 Nebaru|15:57
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