もはや屋根裏部屋ではありません、解放感が魅力のロフトデザイン実例

海外デザインサイトDesign Milkで解放感があるロフトの実例アイディアをまとめたエントリー「Open Concept Interior Architecture Ideas: 12 Lofty Mezzanines」がアップされていましたので、今回その中からいくつかピックアップしてご紹介したいと思います。

部屋（空間）を平面としてではなく立体的に利用できるというユニークなメリットは、コンテンポラリーな生活スタイルを好む人にはピッタリの間取りではないでしょうか。

ロフトを部屋のひとつとして活用した実例アイディア

従来、ロフトは「屋根裏部屋」というぐらいで、収納場所または天井が低いので寝室として利用されるケースが多いですが、今回ご紹介するロフトは天井も高く、充分な広さも持っているので屋根裏部屋というよりも「二層式の部屋」といった方がいいかもしれませんね。



外の景色を充分に堪能できる、天井まで伸びた大きな窓がポイントのリビングは、左手に見えるロフトスペースを室内テラスのような使い方にできそうです。
また、ブラウンの木柵もリビングエリアに鎮座するバルセロナチェアなど、ミッドセンチュリーモダンな家具との相性も抜群です。




センス良くチョイスされたヴィンテージ家具が並んだ、カッコいいリビングルームの上に位置するロフトは、マスターベッドルームとマスターバスルームとして利用しています。
ロフトに飾っている大きなアートワークなど、家具や小物の全体的な統一感がとても素晴らしいです。




ゆるやかにカーブした階段にガラス張りの柵のコンビネーションが、浮遊感のあるデザインのロフト。
採光抜群の窓側には贅沢にもイームズのラウンジチェアを2つ並べており、ここに座れば優雅な時間を過ごせそうです。




天井から床まで真っ白なキッチンスペース。ステンレスとの組み合わせが素敵です。
ロフト部分はグレーのソファを置いて、リビング的な使い方をしているのでしょうか。この色使いはとても参考になります。




ホワイトとウッドの組み合わせがあたたかみを感じる、日本人デザイナー、Takane Ezoeの仕事場兼住居です。
ロフト部分はセンスよく作品などをレイアウトし、ギャラリーとして利用しています。




外に広がる雪景色が似合う、白塗りのログハウス。大きな窓も魅力的ですが、シンプルを心掛けた家具のレイアウトが美しさを際立てています。


こちらは以前にご紹介した屋根裏部屋をベッドルームとして利用した実例になります。
宜しければあわせて参考にしてみてください。


屋根裏ベッドルーム