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2018年02月21日

ジェームズ・ボンド愛車オークションに出品

現役のジェームズ・ボンドの俳優のダニエル・クレイグは、これまで映画007の中でコードネーム「007」として英国の秘密期間、MI6のスパイ役として4本の映画で演じ大成功を収めています。
そして、クレイグはチャリティの一環として、4年前に彼のために作られたアストンマーティンの限定モデルをオークションに出品すると、オークション会社のクリスティーズが発表しました。

Craig-car.jpeg


アストンマーティンが初めて映画007シリーズに登場したのは50年以上も前のことで、1964年の「ゴールドフィンガー」の中で、当時の007のショーン・コネリーが運転するシルバーのアストンマーティンDB5がアストンマーティンとして最初のボンドカーでした。以後、他のクルマがボンドカーとして使用された作品もありましたが、クレイグが出演した最近の4作では、全てアストンマーティンがボンドカーとしてスクリーンに登場しています。

そんなクレイグがオークションに出品する個人のクルマは、アストンマーティンが100周年を記念して100名のセレブのために100台のみ限定生産した2014年型のヴァンキッシュで、一台一台シリアルナンバーが入っています。当然のことながら、シリアルナンバーは007です。

オークション会社のクリスティーズ、エクセプショナル・セールのディレクター ベッキー・マクガイア氏はインタビューで「彼のキャリアを称賛するオマージュだったのです」と語っており、「クレイグ氏の演じたジェームズ・ボンドを、アストンマーティンは高く評価しているのでしょう。もちろん、世界中にいる大勢のファン達もです」とも続けています。

この限定モデルのボディカラーはミッドナイト・ブルーで、インテリアのレザーにはダークブルーが選ばれており、これはクレイグ本人がデニムやダークカラーを好むためにこのカラーになったようです。

収益はニューヨークを拠点とした慈善団体のオポチュニティ・ネットワークに寄付され、恵まれない環境にある学生たちの大学進学や就職の手助けをする団体です。
クレイグと、彼の妻である女優のレイチェル・ワイズはこの団体の役員を務めているために今回のオークションに参加することになったようです。



クレイグのヴァンキッシュの予想落札価格は、40万〜60万ドル(約4,200万〜6,300万円)とされています。クリスティーズのショールームでは2月27日から3月3日まで展示され、その後会場となるニューヨークへ移されます。オークションは4月20日にニューヨークで開かれ、クリスティーズ恒例の装飾美術の傑作を集めたエクセプショナル・セールに出品される。

そして昨年、クレイグはジェームズ・ボンド役を最後にあと1度だけ演じると契約をまとめ、第24作目となる次回作の最新の007は2019年11月8日の公開予定です。




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