2017年04月26日
活動報告 〜総会・役員改選と規約改定、その他コミュニティとの連携へ向けて〜
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日光市介護サービス連絡協議会の「総会」が、平成29年4月25日(火)14時から、日光市中央公民館中ホールにて行われました。
40会員の出席と、19会員の委任状により、過半数からの支持を受け、本総会は成立いたしました。
主な内容は、活動と決算の報告、活動予定と予算の報告、役員改選についてでした。
全ての議事において滞りなく進行でき、参加者の皆様や関係者の皆様には感謝です。
前年度の事業報告や会計監査も滞りなく済ませ、いざ役員改選です。
長年にわたり、日光市の介護サービスを牽引してきた「M氏」が、役員を去り、若手にこれからの介護サービスを委ねようという「世代交代」の総会でした。
新会長の「K氏」も、介護サービスの進化のため、なみなみならぬ熱意があり、今後の日光市におけるサービスの発展も早いスピードで進むかと思います。
当日、他の役員様たちと情報交換したところ、どこの事業所でも職員不足やマンネリ化は深刻とのこと。
特に介護職員が定着できず、頭を抱えている事業所が多いようです。
介護職は「キツイ・キタナイ・キケン」のいわゆる3K職場という認識が未だに根強く、雇用する側も様々な工夫をしなくてはならないのではないでしょうか。
介護業界には肉体的に、人間関係などキツイこと、(一般的に)キタナイものの扱い、利用者からの暴力行為や事故などのキケンが日常です。
しかしそれは一面に過ぎず、利用者の笑顔を引き出した際のやりがい、介護のスキルが身に付いた時の喜び、仲間と一体に何かをやり遂げる達成感も味わえます。
「馬鹿は介護職員になれない」と新人の頃、鬼教官だった先輩によく言い聞かされました。
強靭な肉体と精神力、記録のための語彙力と文章能力、洗濯や調理、洗い物などの家事能力、PCのスキルなど様々なものが介護職員には求められます。
自然と身に付くものもあれば、勉強が必要なもの、向上心があり介護の仕事をしていれば、いずれも自然と身に付くのではないでしょうか。
前にも触れましたが、「若い男女が活躍中」や「給食が安い」、「〜の研修に取り組んでいます」、「入浴介助で身体を鍛えましょう。職員がダイエットに成功してます」など、メリットを前面に押し出したキャッチフレーズを使えば、雇用も促進されるよう思います。
総会の終了後、日光市高齢福祉課(事務局)から、「地域包括ケアシステム」についての説明がありました。
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この面積が広大な「日光市」。
群馬県境から福島県境、塩谷町・宇都宮市・鹿沼市・那須塩原市との境までに及ぶ面積があります。
旧「栗山村」や旧「足尾町」を中心に山間部も多く、地域包括ケアシステムの構築が難しい居住区となります。
財政難な中、行政でも努力をされていて、栗山地区にもデイサービスがあります。
ですが、旧「今市市」や旧「日光市」の中心部と比較すると、介護サービス事業所の数が著しく少ないことは自明です。
となり近所など地域の力に頼っている現状ではないでしょうか?
今後、地域包括ケアシステムを構築するに当たり、市や事業所、ボランティアや民間サービスなど様々な社会資源の活躍が望まれます。
とりあえず総会が終わり、ホッとした役員一同でした。
今後は「日光市ケアマネジャー連絡協議会」様や「上都賀郡医師会」様など、様々なコミュニティとの連携を模索して、研修や資質向上に努めていく方針となっています。
合同研修も予定されており、介護職員だけでなく幅広い職種の方も、研修や交流を楽しめるのではないでしょうか。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
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