自由に楽しく働く日本語教師応援ブログ

プライベートレッスンをしていると、教師は受け身になりがちです。
自由にレッスンを組み立てることができるし、学習者の希望に沿ったレッスンが可能になることから、
『学習者がやりたいと言ったことに応える』というレッスンスタイルになりやすいからです。

もちろん"学習者が知りたがっていることを教える" "疑問を解消する" ということが一番なのですが、
『わからないことを教えてくれるだけの先生』を求めている学習者なら、料金の安さで教師を選ぶのではないでしょうか？

『この先生がいい』
『この先生に教わりたい』
と思われる教師 "選ばれる教師"になるには、学習者の期待以上のものを提供することがとても大切だと思います。

「そんな学習方法があったんだ」
「この文法ってそんな時にも使えるんだ」
「こんな風に覚えるコツがあったんだ」

という、学習者にとって有益かつ新たな気づきや発見を与えられるか？

あなたが学習者に、自分1人では得ることができなかった何かを与えられているか？

そんな意識を持ち自分でもそれが実感できるようになると、
それは学習者に喜ばれるだけでなく、教師自身が自分のレッスンに自信を持つことにも繋がります。

教師が期待以上のレッスンを提供し、学習者が「ずっとこの先生に教わりたい」と感じる。
そうして教師には学習者に選ばれている、求められるてる、感謝されているという自信が生まれ、さらに良いレッスンの提供を目指す。
それが最後には紹介のループを生み出すのだと思います。

あなたの思う選ばれる日本語教師とは、どのような教師ですか？