緑が抹茶、黄色がほうじ茶、ピンクがフランボワーズ。
一般的なフィナンシェより一回り大きめの正方形。
色が濃くてしっとり感が強い、手土産にぴったりのお菓子です。
寿月堂は、1854年創業の丸山海苔店という海苔専門店が、お茶を専門に扱うお店として出店した日本茶喫茶・茶葉のお店です。
銀座歌舞伎座店、築地本店と、パリ店を構え、隈研吾設計のモダンな雰囲気の店舗で、日本茶を世界に発信しています。この立地を見ただけで戦略や目指しているところがわかりますね。
メインの抹茶フィナンシェ。とにかく抹茶が濃い。
濃茶を飲んだときに感じる粉っぽさまでそのまま練り込んだ感じ。
鮮やかな緑をしていますね。
たっぷり使ったバターは国産バター100%で、しっとり感ハンパないです。
ほうじ茶フィナンシェ(左・茶色)もほうじ茶が濃いです。
こちらもお茶の粉っぽさを感じるくらい。美味しいです。
フィナンシェ(右・ピンク)はフランボワーズ味。粉っぽさはなく、フランボワーズの味がしっかりする、普通に美味しい、かなりしっとりフィナンシェです。
↑原材料など。
材料の中ではもちろん抹茶などは比率の少ない後ろのほうですが、抹茶やほうじ茶やフランボワーズを練り込んだというレベルではなく、直感的にはがっつり5割入っていますと言いたくなるような贅沢な焼菓子です。
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