2010年05月26日
ソフトウェア(UltimateDefragB)
一般の方向け★★★★☆
IT技術者向け★★★★☆
今回は自動設定の項目をご説明します。
追記
その前に、このフリーソフトの使用環境についてお伝えします。
このソフトの使用環境は、Windows XPでは問題なく使用できましたが、
7では使用できませんでした。
また、Vistaでも不具合が生じているため、
現段階ではXPでの使用のみと考えられます。
自動設定のオプション
ディレクトリをMFT領域の近くに置く
HDDドライブのファイルを管理する手法として、
NTFSと呼ばれるファイルシステムを使用しています。
MFT(Master File Table)は、このNTFSの管理機能の一つです。
この中にファイルの参照先が記述されており、
小さいファイルなら1つの参照先が、
大きいファイルなら複数のセクタ(HDDの容量最小単位)に
格納されているため、複数の参照先が格納されています。
何かしらを参照するときにはこのMFTを必ず参照します。
HDDは磁気ヘッドを移動させて次へ、次へと移動しながら
ファイルを調べて読み書きしているため、
近くにあれば参照⇒読み書きまでの速度が最短に近くなるのです。
よってこの「ディレクトリをMFT領域の近くに置く」はチェックすると良いでしょう。
「Analyze」はドライブ内の解析らしいので、
これを実行した後に黄色い部分が外周にあれば外周に集まると。
Layout.iniの考慮
これは、WindowsXPで使用されている機能です。
どうやら3日に1度自動的に、
使用頻度の高かったファイルを最適化(デフラグ)する機能があり、
デフラグしたファイルをLayout.iniに記述しているようです。
場所は「C:\WINDOWS\Prefetch\Layout.ini」でした。
内容を調べてみると、筆者の場合は3369行記述されており、
「C:\$MFT」が1行記述されていました。
MFTは使用頻度大でしょうし、
ファイルをHDDに保存すれば保存するほど、
参照先を記述したレコードが、
ファイル1つにつき1レコード作成されます。
場所が無ければ遠いところに格納するだろうから重要な部分ですね。
た、だ、し。
「F:\アニメ\【アニメ】 機動戦士ガンダム ○○○」
こ、これは?
これを必要だと感じて参照したのか!?
え〜、一時期ガンダムにはまっておりまして^^;
だけど、1話分だけ記述されておりましたし、
2、3回見ただけなんだけどなー。
この.iniファイルには過去に最適化したファイルが
記述されっぱなしになります。
これは・・・チェックはお好みでやってください。
本当に使用頻度が高いものが外周に来るなら高速になるだろうし、
不必要なものが多く記述されているなら外周が無駄になるでしょうから。
時と場合によりけりなので、
少なくとも安定したデフラグはこのファイルをチェックすると出来ないでしょう。
ブログランキング投票よろしくおねがいします。
IT技術者向け★★★★☆
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その前に、このフリーソフトの使用環境についてお伝えします。
このソフトの使用環境は、Windows XPでは問題なく使用できましたが、
7では使用できませんでした。
また、Vistaでも不具合が生じているため、
現段階ではXPでの使用のみと考えられます。
自動設定のオプション
ディレクトリをMFT領域の近くに置く
HDDドライブのファイルを管理する手法として、
NTFSと呼ばれるファイルシステムを使用しています。
MFT(Master File Table)は、このNTFSの管理機能の一つです。
この中にファイルの参照先が記述されており、
小さいファイルなら1つの参照先が、
大きいファイルなら複数のセクタ(HDDの容量最小単位)に
格納されているため、複数の参照先が格納されています。
何かしらを参照するときにはこのMFTを必ず参照します。
HDDは磁気ヘッドを移動させて次へ、次へと移動しながら
ファイルを調べて読み書きしているため、
近くにあれば参照⇒読み書きまでの速度が最短に近くなるのです。
よってこの「ディレクトリをMFT領域の近くに置く」はチェックすると良いでしょう。
「Analyze」はドライブ内の解析らしいので、
これを実行した後に黄色い部分が外周にあれば外周に集まると。
Layout.iniの考慮
これは、WindowsXPで使用されている機能です。
どうやら3日に1度自動的に、
使用頻度の高かったファイルを最適化(デフラグ)する機能があり、
デフラグしたファイルをLayout.iniに記述しているようです。
場所は「C:\WINDOWS\Prefetch\Layout.ini」でした。
内容を調べてみると、筆者の場合は3369行記述されており、
「C:\$MFT」が1行記述されていました。
MFTは使用頻度大でしょうし、
ファイルをHDDに保存すれば保存するほど、
参照先を記述したレコードが、
ファイル1つにつき1レコード作成されます。
場所が無ければ遠いところに格納するだろうから重要な部分ですね。
た、だ、し。
「F:\アニメ\【アニメ】 機動戦士ガンダム ○○○」
こ、これは?
これを必要だと感じて参照したのか!?
え〜、一時期ガンダムにはまっておりまして^^;
だけど、1話分だけ記述されておりましたし、
2、3回見ただけなんだけどなー。
この.iniファイルには過去に最適化したファイルが
記述されっぱなしになります。
これは・・・チェックはお好みでやってください。
本当に使用頻度が高いものが外周に来るなら高速になるだろうし、
不必要なものが多く記述されているなら外周が無駄になるでしょうから。
時と場合によりけりなので、
少なくとも安定したデフラグはこのファイルをチェックすると出来ないでしょう。
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