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2014年12月18日
筋トレで薄毛になるって嘘?本当?男性ホルモンの増加はハゲを促進させる?
筋トレが原因で薄毛を招くって嘘?本当?
「筋トレをやり過ぎると男性ホルモンが増加して薄毛になる・・・」
という噂をよく耳にしますが、これは本当なのでしょうか???
結論から言うと、
筋トレと薄毛に全く関係性がないと言えば嘘になりますが、
筋トレが直接的な原因となって薄毛になるということはありません。
筋トレをすると、男性ホルモンである「テストステロン」が増加するために
薄毛を招くと考えている人も少なくないようですが、
決してそれだけが原因で薄毛になるというわけではないんですね。
薄毛の直接的な原因となるのは、テストステロンが変化した
「ジヒドロテストステロン」と呼ばれるホルモンです。
もちろん、筋トレを行うことによってテストステロンの量は増えますが、
普通の体質の人であれば、テストステロンが増えただけで
それがジヒドロテストステロンに変化するということはありません。
テストステロンがジヒドロテストステロンに変化しやすい人というのは
いわゆるAGA(男性型脱毛症)体質の人です。
要するに、
AGA(男性型脱毛症)の人でなければ、毎日筋トレに励んでも
それが原因でハゲにつながることはないということです。
ですから、筋トレを始めようと考えている方は
まず自分の体質をきちんと知っておくことが重要かもしれませんね。
AGA(男性型脱毛症)の人は筋トレにご注意を!
AGA(男性型脱毛症)の人が筋トレを行うと、
テストステロンが増えることによって
よりジヒドロテストステロンを生成しやすくなってしまうため、
筋トレによって薄毛を促進させてしまうおそれがあります…。
それでは、AGAの人は筋トレをしてはいけないのでしょうか・・・?
いえ、決してそんなことはないのでご安心ください。
AGAだからといって、テストステロンさえ増やさなければ
それで薄毛の進行を食い止められるというわけではありません。
なぜなら、テストステロンは減少しても
ジヒドロテストステロンに変化しやすくなってしまうためです…。
また、テストステロンは男性の健康維持に欠かせないホルモンですので、
運動などで適度なテストステロンを生成することは
ひいては頭皮の健康にもつながります。
AGAの方でも、きちんと治療薬を服用していれば
ジヒドロテストステロンの生成を抑えて
薄毛の進行を遅らせることが出来ます。
きちんとした治療を続けながらの筋トレや運動であれば
むしろ髪にとっては好影響をもたらしてくれると思います。