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2014年07月30日
カキ氷を食べたときに起こる頭痛の解消法
毎日暑い日が続いていますが、
こんなときには冷たいものが欲しくなりますよね。
夏定番の冷たい食べ物と言えば、スイカや冷やし中華など色々ありますが
カキ氷もそのひとつですよね。
削った氷にシロップをかけただけの実にシンプルな食べ物ですが、
昔から夏には欠かせない存在として定着し
子供から大人まで幅広い人気があります。
ところで、
カキ氷を食べると急に頭が痛くなることがありますよね。
この症状は「アイスクリーム頭痛」と呼ばれるもので、
正式な医学用語として使われています。
何故、カキ氷などを食べると頭痛がするのかと言いますと、
簡単に言えば、脳が痛みの発生源を間違えることによって起こります。
通常、痛みなどの刺激は神経を伝って大脳の感覚野に送られます。
しかし、口の中から感覚野まで伸びる神経は
途中で頭部から伸びてくる神経と交差してしまうため、
カキ氷のような冷たいものを口に入れると
感覚野は刺激の発生源が頭部であると勘違いし、
その結果頭痛が発生するという仕組みになっています。
原因はともかく、
カキ氷を食べたときの頭がキーンとするような痛みは
一時的とは言え結構辛いものがありますよね。
カキ氷を食べて発生する頭痛の解消法ですが、
お茶など温かいものを口にすると効果的です。
元々この現象は、脳の勘違いによって発生しているものですから、
本来の痛みの発生源である口の中を温めてあげれば、頭痛はすぐに解消しますよ!
最後に、カキ氷に関する豆知識をひとつご紹介します。
カキ氷のシロップには、イチゴ味やメロン味、レモン味など
色々な種類がありますが、実はどれも味付けは同じで
それぞれ着色料と香料を変えているだけってご存知でしたか?
口に入れると確かにイチゴやメロンの味がしますが、
これは見た目の色や香りに脳が騙されて
味覚に間違った指令を送っているからなんだそうです。
試しに、一度目を閉じて鼻をつまみながらカキ氷を食べてみてください。
味に違いがないことが確認出来ると思いますよ。