曲竜類の中でも最大級の属であり、また最も研究が進んでいる。15体分の頭蓋骨、複数の歯、および1個体の装甲がまだ付いた状態で発見されたほとんど完全な骨格の標本が報告されている。また発掘例の中では尾の棍棒が最も多い。
尾の先には、骨質の塊でできた棍棒がある。この特徴により、アンキロサウルス科に分類される。しかし、科を代表するアンキロサウルスは発掘例が少なく不明な点が多いため、アンキロサウルス科の特徴とされるもののほとんどはこの属に基づいている。棍棒はティラノサウルスなどの天敵に対して強力な武器になったと考えられているが、見た目の抑止力や種属内でのディスプレイであった可能性も高い。頸部や背面は帯状の骨板で覆われ、背中には多数の骨質のスパイクが突き出ていた。
広いくちばし状の口を持つが歯は小さく、柔らかい植物を食べていたと考えられている。またエウオプロケファルスやアンキロサウルスなどの北米産のアンキロサウルス科は幅広く、寸胴のタンクのような腹部を持ち、口で刈り込んだ食物を発酵させることによって消化していたのではないかと推測されている。四肢は短いが後ろ足の方が長く、また足跡の化石からは見た目から想像するほど鈍足の生き物ではなかったことがわかっている。
しわしわの皮膚がこのシリーズの特徴です。
価格:1,154円 |
価格:418円 |
【このカテゴリーの最新記事】