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2018年01月18日

◆フリー文章ネタ素材26「僕だけの、猫娘」

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「僕は今、46歳です。
末期癌なので、もうすぐ死んじゃうんですけどね。
膝にいる三毛猫は、
人で30歳、猫で16歳。足して46歳。
僕の同級生で、幼馴染で、妻なんです。
え?冗談だろう、って?
信じてくれないと困るんです。
あなたには、大切なお願いがあるのですから」





「ほら、妖怪の、猫娘、っているでしょ。
あれ、実は病気なんですよ、遺伝性の。
女性特有のね、治らないやつで。

僕と妻は、20歳の時に結婚しました。
ええ、幼いころから、決めてたんです、お互いに。
妻は、25歳になった頃から
急に毛深くなって、
耳の位置が上がっていって
27歳頃にはいわゆる『猫娘』の風貌になりました。
それはそれは可愛らしかったですよ。
妻は嫌がったんですがね、
コミケのコスプレブースにも連れて行きました。
もう、大人気で。
元が可愛いからね、多少毛深くても充分魅力的なんです。
…つっ。
こら、爪を立てるなよ。
あの時のお前は、
ほんとに神々しいくらい、美しかったよ。

29歳の頃からか、妻の体が縮まり始めました。
毎朝起きると小さくなっていくっていう。
骨が軋む音がするくらい痛いらしく、涙を流す妻を
もう、見ていられないので医者に連れて行こうとしたんですが
親族の中に医者に見せて
酷い目にあった者がいるから
お願いだから、このまま見守って、って懇願されて。
僕は、毎日妻の痛がる背中を
さすってあげることしかできませんでした。

30歳になった朝、
妻はとうとう、猫になりました。
この膝にいる、ほら、美人でしょ?
だいぶおばあちゃんだけど。
…もう、引っ掻くなって。
お前がどんなに変わったって
僕は、変わらず愛してるじゃないか。

でも、皮肉にも
猫である妻の前に、人間である僕が
先に天に召されそうなんですよ。
神様はきっと、僕らが愛し合いすぎたから
嫉妬したんだな、って思います」





「あなたにお願いしたいのは、僕が死んだ後に
妻であるこの三毛猫と
隣にいる娘を引き取って欲しいんです。
娘は今年、17歳になります。
あなたが好きなんだそうです。

娘ももしかしたら、
猫娘になってしまうかもしれません。
それでも、貰ってやってくれないでしょうか。

もし自分が猫になってしまったら
『飼い猫』としてそばにいさせて欲しい、
それだけでいい、と
娘は言っています。

どうか、よろしくお願いいたします」


だれか、続きをお願いします。

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2018年01月15日

◆フリー文章ネタ素材20「競猫師〜俺とマタタビが異世界に飛ばされた〜」

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猫を愛しすぎる男子高校生マタヨシは
川で溺れている野良猫を助けようとして転落し、
濁流に呑まれた果てに
異世界へ飛ばされる。

その世界の「猫」は
馬と同じくらいの大きさがあり、
競馬ならぬ「競猫」というギャンブルもあった。

偶然、ずぶ濡れになったマタヨシを助けた
「猫主(馬主のような大金持ち)」の女性は、
助けた野良猫とのやり取りを見て驚愕を覚える。

「この少年、
猫の扱いが上手すぎる…」





その世界では猫は家畜に近かったため
「喉元を撫でる」
「しっぽの付け根をマッサージしてあげる」等
人とのふれあいで
猫を喜ばせるような習慣が全くなかったのだ。

「私の、競猫師になってくれないか?」

マタヨシは、美しい猫主のために
レースに出場する競猫達の世話係となる。
案の定、気難しい猫、いや競猫達は
警戒して近寄ろうともしない。

「まずは、ご飯から見直さなくちゃな」

いつも競猫達に与えられている
粗末な猫マンマのような餌に
魚を燻製にして削った
「簡易鰹節もどき」を振りかけてあげると
警戒しながらも、口にしてくれた。

「んなんなんな!(こ、これ、美味しい!)」

そのあとは早かった。
…慣れた食事のアレンジから
徐々にアスリート向けの食事に変更し
競猫達の体つきが変わってきたころには
マタヨシは全ての競猫に慕われるようになっていた。

「次は、もっとトレーニングに
遊び要素を入れてあげたいなぁ…」
レースでの成績を上げ始める競猫達。
マタヨシと猫主、そして猫達の
幸せな時間が流れ始めた頃、
陰では不穏な気配が起こっていた。


「軍事猫開発に、あの競猫師の力が欲しい…」

「無理矢理知能指数を上げられた、
僕(猫)たちの救世主になってくれるかもしれない。
…僕たち、戦争なんて、したくないんだ。
研究所に連れ戻される前に
マタヨシさんに会わなくちゃ…!!!」


だれか、続きをお願いします。

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