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2016年12月11日
アガサ・クリスティ 「ポワロの事件簿 2」
ポワロの事件簿 2 (創元推理文庫 105-7)
ホームズとワトスン博士のように、エルキュール・ポワロとヘイスティングズ大尉の名コンビも、珠玉のようなクリスティの短編に活躍する。「戦勝舞踏会事件」を初め「チョコレートの箱」「クラブのキング」「潜水艦の設計図」「料理女を探せ」「ヴェールをかけたレディ」「マーキット・ベイジングの謎」「呪われた相続」等全十一編を収録した。
2016年12月10日
アガサ・クリスティ 「三幕の悲劇」
三幕の悲劇 (創元推理文庫 105-15)
嵐をよぶ海燕のように、おしゃれ者の探偵ポワロの現われるところ必ず犯罪がおこる!引退した俳優サー・チャールズのパーティの席上、老牧師がカクテルを飲んで急死した。自殺か、他殺か、自然死か。しかしポワロは、いっこうに尻をあげようとしなかった。二幕、三幕と進むにつれて、小さな灰色の脳細胞、ポワロの目が光り始めていく……。
2016年12月09日
アガサ・クリスティ 「青列車の謎」
青列車の謎 (創元推理文庫 (105-17))
ロンドンリヴィエラ間の特別急行列車の中で、美貌の富豪夫人が殺された。〈焔の心臓〉といわれるルビーの名玉をめぐる新しい犠牲者だった。関係者は破産に瀕した夫、女たらしの愛人、謎の〈侯爵〉。列車内という密室殺人の現場に乗り合わせたのはご存知エルキュール・ポワロ。カジノのルーレットがまわり、ポワロの脳細胞もまわり出す!
2016年12月08日
アガサ・クリスティ 「漂う提督」
漂う提督 (ハヤカワ・ミステリ文庫 73-1)
1932年、英国の〈探偵クラブ〉が大胆なリレー長篇を企画した。有名作家13名が各章を書き継いで、一作の長篇本格ミステリ小説を作るのだ。しかも、参加者は他の作家たちが各々想定した「解決」を知らないまま執筆しなければならないという厳しいルールが課せられた。はたしてそんなことが可能なのか? クリスティー、クロフツ、セイヤーズら、黄金時代の巨匠たちがその総力を結集した、貴重きわまりない幻の本格ミステリー。
2016年12月07日
アガサ・クリスティ 「エッジウェア卿の死」
エッジウェア卿の死 名探偵ポワロ
女芸人カーロッタ・アダムズの人まね演技は完璧で、たまたま舞台を観たポワロは有名人の模写に感銘をうけた。ポワロはその晩、真似をされた当人のひとりで、有名な女優ジーン・ウィルキンソンから、離婚話に応じない夫を説得してもらいたいという依頼を受ける。だが、その夫エッジウェア卿は自宅で、何者かによって鋭利な刃物で殺害され、つづいてカーロッタも変死をとげる。難解な謎に挑むポワロ。
2016年12月06日
アガサ・クリスティ 「クィン氏の事件簿1」
クィン氏の事件簿1
初老のサタースウェイト氏が事件に直面すると、いつのまにかハーリー・クィン氏が出現して、事件の解決に力を貸してくれる。だが、クィン氏は再び忽然と姿をくらます。雑誌連載方式を断ってまで、クリスティが大事にし、一作一作を丁寧に書き上げた連作佳品。「クィン氏登場」「窓にうつる影」「『鈴と道化服亭』」「空に描かれたしるし」「ある賭場係の心情」「海から来た男」の6編を収録。
2016年12月05日
アガサ・クリスティ 「海浜の午後」
海浜の午後 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
高価なエメラルドの首飾り盗難をめぐり浜辺でくりひろげられるユーモラスな騒動。何者かに襲われ意識不明となった患者の証言を聞きだす実験。アパートの一室に誘い出された男女を待つ恐るべき罠。クリスティーのミステリ趣味が思う存分に活かされ、その魅力が凝縮された、いずれおとらぬ一幕劇の傑作三作品を収録。
2016年12月04日
アガサ・クリスティ 「青い壷の謎」
青い壷の謎 (新潮文庫)
さる国の大公女の身代わりという「仕事」見つけたジェーンが巻き込まれた事件「ジェーインの職探し」ゴルフ場で聴いた悲鳴が、他人には聞こえない不思議「青い壺の謎]未翻訳だった「白木蓮の花」など彩り違う10編の短編を収録したクリスティの短編集。
2016年12月03日
アガサ・クリスティ 「復讐の女神」
復讐の女神 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
マープルは、かつてともに事件を解決した富豪の死を知る。その一週間後、「ある犯罪調査をしてほしい」と富豪が記した手紙が届く。だが、具体的な犯罪の内容については何も書かれていなかった。マープルは手紙の指示通り旅に出るが、そこには様々な思惑をもつ人々が待ちかまえていた。『カリブ海の秘密』の続篇。
2016年12月02日
アガサ・クリスティ 「ポワロの事件簿 1」
ポワロの事件簿 1 (創元推理文庫 105-6)
明察神の如き灰色の脳細胞の持ち主、小さなベルギー人エルキュール・ポワロの活躍する十一の本格短編を収める。「西洋の星の事件」「エジプト王の墳墓の事件」「誘された総理大臣」「ダヴンハイム氏の失踪」など、いずれの事件においても、相棒のヘイスティングズ大尉のいうように、いまいましいが、ポワロは常に正しかったのである!