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2015年10月09日

『ジェノサイド』第65回日本推理作家協会賞受賞(長編及び連作短編集部門)(2012年)著者高野 和明(たかの かずあき)





ジェノサイド
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急死したはずの父親から送られてきた一通のメール。それがすべての発端だった。

創薬化学を専攻する大学院生・古賀研人は、その不可解な遺書を手掛かりに、隠されていた私設実験室に辿り着く。

ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。

同じ頃、特殊部隊出身の傭兵、ジョナサン・イエーガーは、難病に冒された息子の治療費を稼ぐため、ある極秘の依頼を引き受けた。

暗殺任務と思しき詳細不明の作戦。事前に明かされたのは、「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった。

イエーガーは暗殺チームの一員となり、戦争状態にあるコンゴのジャングル地帯に潜入するが…。
著者
1964年東京都生まれ。84年より岡本喜八氏に師事し、映画・テレビなどの撮影スタッフとなる。89年渡米、ロサンゼルス・シティカレッジで映画演出、撮影、編集を学ぶ。91年同校を中退後、帰国して脚本家に。2001年『13階段』で江戸川乱歩賞受賞。著書に『幽霊人命救助隊』など。

第65回は短編部門を湊かなえの「望郷、海の星(単行本改題「海の星」)」が受賞しています。
評論その他の部門を横田順彌の「近代日本奇想小説史 明治篇」が受賞しています。




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