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2017年12月08日

中学受験を考えて,財形貯蓄を利用した教育費の積立て

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子どもが生まれたら学資保険に加入するという考え方は今も昔も変わらず,どのくらい保険料を納めて満期にいくら支給されるか,内容はともかく返戻率を目安に保険を選ぶことが多いのではないでしょうか。

お子さんを私立中学・高校一貫校への進学させたいと考えているご家庭は,学資保険の他にもう一つ教育費用の口座(一部払出しが可能な商品)を準備しておくことをお勧めします。

その理由ですが,

その前に難関私立中学の合格を目指す進学塾の費用にどれくらいか必要かご存知でしょうか?

中学から私立を考える場合は,一般的に小学3年から進学塾に通い始めます。その頃はまだ低額ですが,
6年生になると1年間で100万円,受験料や入学金,受験のための交通費等を含めると150万円程度は必要になります。
そして晴れて合格したときには施設費の他,制服・体操服・鞄・教材費なども購入しなければいけません。

そうすると,毎月の生活費や余裕資金から支払えるご家庭は良いとして,一般のご家庭では,それらの支払を考えて途中で払出しが可能な貯金や積立投信・財形貯蓄などを準備しておくことが大切です。

つまり,学資保険は大学進学用に,財形貯蓄は私立中学進学用にと。仮に私立中学に進学しない場合には学資保険と併せて大学進学のための教育費に充てれば良いだけです。

また,投資信託で教育費を積み立てることも賛成です。10年近くの期間で準備できるので,一般的な銀行積立預金に比べると100倍以上の年利で運用することも可能です。
ただし,注意点が一つ。
仮に投資信託を解約しなければならない時期が運悪く基準額を大きく下回ったとき,元本割れを起こすような事態に差し掛かるリスクも考えなければなりません。

したがって,勤務先で財形貯蓄制度が利用できる方は,保険型の財形貯蓄を利用することをお勧めします。
大手生命保険会社や損害保険会社は財形貯蓄先として利用できることが多いです。保険型の場合には年利ではなく,予定利率で考えますので,現在のマイナス金利では銀行や郵貯を運用先とするよりも受け取る金額が多くなります。

出産,子育てと今は小さく可愛いわが子もいずれは大きく羽ばたくときがきます。
そのときに備えて親として可能な限り手助けしたいですね。
posted by 慈恩 at 12:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 財形貯蓄
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セキスイハイムにて戸建てを建築中。子育て世代のアラフォーおやじです。貯蓄・投資信託・ふるさと納税・個人型DC・仮想通貨投資を駆使した素敵LIFE目指しています。役立つ情報を発信していきますので,読者設定をお願いします。
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