2021年03月28日
不死鳥 鳳凰のデザイン 昭和33年100円銀貨
●画像の硬貨は昭和33年に発行された100円銀貨です。
●現在の100円硬貨は銅・ニッケル貨ですがこの硬貨は銀60・銅30・亜鉛10の割合で鋳造されています。
●直径22.6ミリ、重さ4.80グラム、発行枚数は70,000枚と当時の人口約9000万人より少ない発行枚数です。
但し、造幣局の計画では当初このデザインなどで8億枚の製造を計画したものの、電子部品等の銀需要が強く、昭和32年銀貨〜昭和41年の稲穂銀貨で鋳造終了となり、以降は現在まで銅・ニッケルの100円硬貨に変わっています。
●現在の令和3年の銀価格は1グラム約100円ですので、この銀貨の価値は4.80グラム×60%×銀価格100円=288円となります。
●デザインも日本の伝統的な鳳凰の羽ばたく姿、裏面は旭日と桜をモチーフにした優れたデザインです。
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