内臓美人になれる法！

　最近、某週刊誌で大々的に取り上げられた「医療」と「薬」の問題は、
とても参考になったというより、ヤッパリ……と言う気持ちが強かったです。

　そういう事を考えていた時、たまたま友人から薦められた
書籍「医学常識はウソだらけ」は、本当に参考になりました。

医学常識はウソだらけ分子生物学が明かす「生命の法則」【電子書籍】[ 三石巌 ] 価格：594円 (2016/10/12時点)

　著者の三石巌は物理学者。ある日、白内障と診断され、その当時有効な治療法が無く、
「このままでは遠からず失明する」と宣告されました。
　しかし、当時脚光を浴び始めたばかりの分子生物学を応用した独自の栄養学を編み出し、
それに沿った栄養摂取療法を試みたところ、白内障の進行を止める事に成功。
その後30年以上、95歳で亡くなるまで、日常生活において視力に不自由する事は無かったという、
驚くべき逸話の持ち主です。
（信じられないかもしれませんが、実話です）

　また、彼は糖尿病を患った時も、先述の独自の栄養学（分子栄養学）に基づいた
栄養摂取療法により、生涯を通じて日常生活に支障無いレベルに
病状をコントロールする事にも成功しています。

　なにぶん20年ほど前の本であるため、
その後の医学の進歩により間違いと分かった箇所もいくつかありますが、
大筋では理論的にも納得できる健康法の本です。

　特に、近年になってから問題視される様になった『トランス脂肪酸』の害について
20年も前に警鐘を発している箇所には、著者の慧眼に驚かされます。
　
　医療費が膨大な金額に膨らんでいる昨今、
一人ひとりが、自分の健康についてもっと勉強し、
医者の言いなりになるばかりではなく、
自分でも予防法・治療法について調べてみる
心掛けが大事だと思います。

　その心掛けを習慣化する第一歩として、
是非とも本書をおすすめします！！