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2021年01月21日

人口急増! 全世代が注目する「軽井沢移住」の真実





最近、軽井沢で移住が急増といったマスコミ報道が多い。ただ、軽井沢のどこのエリアで移住が多いのか、周辺エリアの移住はどうなっているのかなどの細かな報道は、ほぼないといえる。

そこで、移住の背景、移住者属性、移住急増によってもたらさせる変化とは何か? さらに別荘所有者の行動変化は? と言った視点で軽井沢の最近の変化を考察していく。





軽井沢で移住者が急増

軽井沢は人口約2万人、別荘は約1万7000軒、これに対し観光客は860万人もいる。町税は町外住民が約8割も納税しているなど、他地域にはない特徴を持った町である。以前より富裕層やリタイアシニア層などの新規流入は一定数あるが、それに上乗せする形で新しい世代の流入が増えているのが特徴だ。住民票を軽井沢に移すケースもあれば、東京のままのケースもあるので正確な数字はつかみづらいが、確実に増えているのが現状だ。

今年に入ってからは、軽井沢に新たに幼小中一貫の私立学校「風越学園」が開校したことも、移住者の急増要因の一つとなっている。ちなみに今年1月から8月まで住民票レベルで見ると400人の純増となっている。この傾向は今後も継続していくと思われる。

移住者の属性を見ると、テレワークが当たり前のワークスタイルの都心の大企業の社員、元大企業で現在は独立している若者、高学歴、30代の子育て世代が多い。20代の独身の移住も見られる。将来独立したいと構想を持っている若者も多い。共通して言えることは、移住者はみんな何か新しいことにチャレンジしたいと目が輝いていることだ。皆、人生100年時代、豊かなライフスタイルを謳歌しているようだ。

https://forbesjapan.com/articles/detail/37888

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