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2014年12月08日

塾の先生の悩み

塾の先生の悩みで1番多いのは、自分がしっかり教えたつもりなのに生徒の成績が伸びないというものです。

私は、このことで他の塾の先生からよく相談を受けます。

先生はとにかく生徒に一生懸命教えます。

そして分かったかどうか聞くと、「分かった」と言います。

念のためその場で同じ問題をやらせてみると、できるので安心、しかし、次の塾の授業では同じ問題が解けない。

生徒が家で復習をしていない、あるいは先生の宿題の出し方に問題があるという場合もあります。


他の原因は

考えられるのは、生徒は先生が解いて説明してくれたので、自分も解けるようになったと勘違いする。

先生がもう一度問題をやらせたとき解けるのは、先生の真似をしているだけで、自分がなぜこの解き方で解くのかということを理解していないからです。

生徒の中には、問題を読んで少しでも分からないと感じた場合、自分で考えることなく先生に質問する子がいます。

考えることなく先生に質問しているので、自分で考える訓練ができません。

先生は教えるのが好きですから、分からないと教えたくなります。

これでは生徒の学力はつきません。

教えたことを子どもがしっかり理解しているかどうか、確認をしなくてはなりません。

私の授業では、生徒が問題の解き方を説明できるかどうかで理解度を確認しています。

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