2016年05月04日
高校受験で成功するノート術
受験に合格するための勉強法を紹介している本はたくさんあります。
そういった本を読んだ直後は「よしやるぞ!!頑張ろう」という気持ちは起きるのですが、1か月続く人はほとんどいないのではないでしょうか。
本に紹介されている勉強法はどれも素晴らしいものだとしても、読んだだけではその勉強法が身につかないということです。
それは、自分がどのくらいやったのか、自分で確認できないから。
今の自分に力がどのくらいなのかが分からずに不安になり、やっても無駄なのではないかという気持ちが湧きてくるから。
そして気持がさめてしまって、本で読んだ学習法をやらなくなってしまうのです。
「中学生の合格ノート」は、高校受験に合格するためのノートのつくり方を紹介している本です。実際にどのようなノートを作って、そのように書いていけばいいのかが具体的に紹介してあります。
● どんなノートを作るか
この本では3種類のノートを作ることを勧めています。
1冊目は、授業ノート。そしてまとめノートと解き直しノートです。
授業ノートは、学校の授業で使うノート。学校での板書きや先生が言ったことを自分なりに工夫してまとめるのが「まとめノート」。解き直しノートは、演習問題やテストで間違えた問題だけを抜き出して解き直すノートで、解き方のポイントやなぜ間違えたのかも書きこんでいきます。
この作業をすることで、同じ間違えをしなくなります。
朋徳学院でも、この「まとめノート」と「解き直しノート」は生徒に作らせています。
小学生向けの解き直しノートは、「七五三ノート」という名前をつけて、難しくて間違えた問題は7回、よく考えればできたという問題は5回、解けたけれど自信がない、簡単なミスで間違えた問題は3回解き直そうといっています。
まとめノートは、学校の授業と塾の学習内容を自分の言葉で理解できるようにまとめるノート。大事なことが一目で分かるように、習ったことを整理させます。まとめノートを作らせることで、頭の中で学習した内容の理解がさらに深まります。
● 合格するためのポイント
本では、全ての教科に共通する勉強法を紹介。
普段の勉強がしっかりできているかどうかが大切なことは当然です。基本は学校の授業内容がしっかり理解できているかどうか。
中学3年生なら、受験モードに切り替えるラストチャンスは夏休みです。
中学1年・2年の復習は、これまで受けた定期テストの解き直しが1番効率よい方法。これは私も同意見です。定期テストは年に5回ですから、2学年分で10回。これを解き直すことで、自分が、何が分かっていて何ができていないのかが把握できます。
テストを取ってない人は、書店で販売している、中1・中2の総復習の問題集を使いましょう。
そのとき、無理に難しいものに挑戦しないこと。これならできるというレベルのものを選んで下さい。
間違えた問題は、解答解説を読んで、必ず解き直すこと。
解き直すときに、自分がどんなところで間違えたのか、解き方のヒントやポイントなども書いておきます。これで同じ間違えをしなくなり、理解度が全く違ってきます。
● 各科目別合格ノート
ノートをどんなふうにつくったらいいかというのが、見開き2ページでイラストで紹介してあるので、こうやって書いていけばいいんだということが1目で分かります。
また英語の長文対策は、読みながら文節の切れ目にスラッシュを入れたり、主語を丸で囲むと意味をつかみやすくなるなど、長文をどう読んでいけばいいのか。数学では、図形問題やグラフ問題をノートに書くときどのように書いたらいいのか、間違えは消しゴムで消さずに残しておくと自分が間違う癖が分かるなど、ノートの書き方について細かな点まで説明しています。
英語、数学だけでなく、理科、社会、国語についてもイラストと説明でノートのつくり方が誰にでもわかるようになっています。
この各教科のノートのつくり方のページは、学年に関係なく本当に役立つ内容です。
最後に模試の結果の活かし方、過去問はいつから勉強したらいいのかなど高校受験本番に向けてのアドバイスで本を締めくくっています。
そういった本を読んだ直後は「よしやるぞ!!頑張ろう」という気持ちは起きるのですが、1か月続く人はほとんどいないのではないでしょうか。
本に紹介されている勉強法はどれも素晴らしいものだとしても、読んだだけではその勉強法が身につかないということです。
それは、自分がどのくらいやったのか、自分で確認できないから。
今の自分に力がどのくらいなのかが分からずに不安になり、やっても無駄なのではないかという気持ちが湧きてくるから。
そして気持がさめてしまって、本で読んだ学習法をやらなくなってしまうのです。
「中学生の合格ノート」は、高校受験に合格するためのノートのつくり方を紹介している本です。実際にどのようなノートを作って、そのように書いていけばいいのかが具体的に紹介してあります。
● どんなノートを作るか
この本では3種類のノートを作ることを勧めています。
1冊目は、授業ノート。そしてまとめノートと解き直しノートです。
授業ノートは、学校の授業で使うノート。学校での板書きや先生が言ったことを自分なりに工夫してまとめるのが「まとめノート」。解き直しノートは、演習問題やテストで間違えた問題だけを抜き出して解き直すノートで、解き方のポイントやなぜ間違えたのかも書きこんでいきます。
この作業をすることで、同じ間違えをしなくなります。
朋徳学院でも、この「まとめノート」と「解き直しノート」は生徒に作らせています。
小学生向けの解き直しノートは、「七五三ノート」という名前をつけて、難しくて間違えた問題は7回、よく考えればできたという問題は5回、解けたけれど自信がない、簡単なミスで間違えた問題は3回解き直そうといっています。
まとめノートは、学校の授業と塾の学習内容を自分の言葉で理解できるようにまとめるノート。大事なことが一目で分かるように、習ったことを整理させます。まとめノートを作らせることで、頭の中で学習した内容の理解がさらに深まります。
● 合格するためのポイント
本では、全ての教科に共通する勉強法を紹介。
普段の勉強がしっかりできているかどうかが大切なことは当然です。基本は学校の授業内容がしっかり理解できているかどうか。
中学3年生なら、受験モードに切り替えるラストチャンスは夏休みです。
中学1年・2年の復習は、これまで受けた定期テストの解き直しが1番効率よい方法。これは私も同意見です。定期テストは年に5回ですから、2学年分で10回。これを解き直すことで、自分が、何が分かっていて何ができていないのかが把握できます。
テストを取ってない人は、書店で販売している、中1・中2の総復習の問題集を使いましょう。
そのとき、無理に難しいものに挑戦しないこと。これならできるというレベルのものを選んで下さい。
間違えた問題は、解答解説を読んで、必ず解き直すこと。
解き直すときに、自分がどんなところで間違えたのか、解き方のヒントやポイントなども書いておきます。これで同じ間違えをしなくなり、理解度が全く違ってきます。
● 各科目別合格ノート
ノートをどんなふうにつくったらいいかというのが、見開き2ページでイラストで紹介してあるので、こうやって書いていけばいいんだということが1目で分かります。
また英語の長文対策は、読みながら文節の切れ目にスラッシュを入れたり、主語を丸で囲むと意味をつかみやすくなるなど、長文をどう読んでいけばいいのか。数学では、図形問題やグラフ問題をノートに書くときどのように書いたらいいのか、間違えは消しゴムで消さずに残しておくと自分が間違う癖が分かるなど、ノートの書き方について細かな点まで説明しています。
英語、数学だけでなく、理科、社会、国語についてもイラストと説明でノートのつくり方が誰にでもわかるようになっています。
この各教科のノートのつくり方のページは、学年に関係なく本当に役立つ内容です。
最後に模試の結果の活かし方、過去問はいつから勉強したらいいのかなど高校受験本番に向けてのアドバイスで本を締めくくっています。
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