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ハナブサチロロ
世田谷区出身。
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2023年09月29日

久々の横浜

先日、久々に横浜へ。

BankART KAIKOにて松本秋則+松本倫子「惑星トラリス」展。
オブジェたちがそこで生活を営んでいるよう。静かに動き微かな音を鳴らす。
外から入ってきた地球人たちに反応し、音楽を奏で続ける。ビルに囲まれた不思議な星だった。

旧第一銀行横浜支店に移動し、繻エ寿行「シ-デン」。
入ると120台を超えるカメラで作られた構造体「欲望‐媒材」がある。人の記憶は曖昧だからこそ、
この装置がないと本来の形や動きは記録できない。
記録したデータはある場所に格納されている。出力せねば何を記録したかも忘れていく。
「まど-をもってうごく(試作ver.1.1)では人物、横浜市電内装、その他実在する物体をスキャンしたデータで構成されたポリゴンによって表現されている。
しかし、これは「本物とはかけ離れた、よく似た別の何か」で、その「偽装した情報」を記憶や経験で人は現実的なものだと許容できてしまうのだという。
デジタルだらけの展示の中に「拓‐本」という車両内の背もたれを黒鉛で紙に転写したものが展示してあった。それは千年以上前から使われたスキャン技術でありデジタルでは捉えきれない
人間ならではの生身の情報だという。実はこれに一番心動いたのであった。

夕飯はぴおシティの五の五で。
このフロアは変わらずいい。




2023年09月27日

『こいびとのみつけかた』(2023/前田弘二監督)@松竹試写室。

モリコネンの音楽が心地良く、最初はのほほんと観ていた。寄り添う二人を見ていて昭和の古ぼけた町を思い出した。家が飛ぶまでは。
植木屋や床屋に集まるおじちゃんたち、みんな優しい。みんな笑顔だ。そこはつまらない世界ではない。でもメロドラマだから仕方ない。メロドラマだから感傷的になってしまうのだった。



2023年09月19日

映画『パラダイス/半島』(2023/稲葉雄介監督)@Morc阿佐ヶ谷

とても良かった。脚本も風景写真のような映像も。登場人物たちが過ごす家もとても良い。家が主人公でもあった。
長期休養中の俳優の復帰作は『フェアウェル』。一日を区切るように陽が昇り沈む。そうやって別れの予感を感じながら物語は続いていく。逃亡犯を演じた落語家・立川かしめ、要注目。



2023年09月15日

映画『二人静か』(2023/坂本礼監督)@映画美学校

ある日娘が行方不明になってしまった夫婦の物語。言葉少なに気持ちの距離が離れていく二人。居酒屋で堰を切ったようにあふれる夫の言葉がズンと胸に迫る。もっと言いたかったことがあっただろう。世間様はいつも正しいようなことを言ってくる。いやいや、人それぞれ違いますよ、と思う。
登場人物たちの描写によって、世代を超え、違いはあれどどこかで繋がっているような辛さを感じる。聴き流しそうなラジオのニュースは遠くない出来事とまた思う。

見覚えのある出版社。
エンドクレジットを見て、ああそうか、と思った。



2023年09月10日

逗子葉山横須賀

逗子駅について昼飯はriccoという小さなイタリアンレストラン。
サラダのが旨い。パスタの茹で具合がとても良い。
味付けは濃くなく素材を味を強く感じさせる料理だ。

バスで移動して神奈川県立近代美術館 葉山にて「挑発関係=中平卓馬×森山大道」。
親友=中平卓馬+森山大道。
産婦人科病院のフォルマリン液に漬けられた無数の胎児を森山が撮影した「無言劇」のインクジェットプリントから展示が始まる。
中平が雑誌「現代の眼」に掲載した写真である。二人の衝撃的なスタート。
寺山修司や東松照明らが介在しつつも二人だけの熱い関係が感じられる。
二人が逗子に住んだり、葉山、横須賀での撮影が多かったことを考えると
葉山で二人の写真を見て海を眺めて波の音を聴くことはまた格別の時間となった。

京急の逗子葉山駅から横須賀中央駅へ。
夕飯は中央酒場。
徳利の口が細い。
野菜炒めが旨い。
次から次へと客を飲み込む。
とても良い酒場。

いい一日。
いろいろなことに感謝である。

IMG_0140.jpg




2023年09月02日

映画『Love Will Tear Us Apart』(2023/宇賀那健一監督)@K2

楽しかった。笑った。
冒頭から『ソロモンの偽証』を彷彿とさせるミステリアスなホラーの始まりを感じ、若人たちが別荘でお楽しみの後の惨劇(まさに『13日の金曜日』みたい)や殺人鬼退治の仙人への入門(昔のカンフー映画みたい)などの活劇を経て『異物-完全版-』のように愛の世界へ持って行く。そしてバカじゃないの的な殺人鬼カップル誕生!
暴力男に悩まされる女性を演じた高橋ひとみ、狂った(狂わされた)刑事を演じた吹越満、そして青木柚、と配役も豪華。



2023年08月09日

映画『PLASTIC』(2023/宮崎大祐監督)@ヒューマントラストシネマ渋谷

ロックを通して出会った二人の恋と青春。でもキラキラしていない。出会いは最高なのに(『劇場』ではないが)少しだけメランコリックな気分になる。
そことここの距離は電話で少しだけ話した間に歩いてしまった距離の何倍だろう。往復5万年の距離とはいったいどのくらいだろう。ロックスターの曲と言葉はいつまで響き続けるのか。
毎年8月は巡ってくる。引き摺ったまま終わらない青春の時間が「つづく」映画。



2023年08月06日

映画『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』(2023/米/クリストファー・マッカリー監督)@イオンシネマ新百合ヶ丘

トム・クルーズに引き摺られっ放し。さすが宇宙で映画を撮りたい人である。
まずクリストファー・マッカリー監督の脚本が凄い。そうか『トップガン マーヴェリック』『ユージュアル・サスペクツ』の脚本家かあ。新兵器、AIのワードが流れる中で闘いはタイマン勝負というところも良いし、
ポム・クレメンティエフの芝居にホロっとさせられた。多くの方も指摘しているが、ルパン三世の影響はあるのかないのか知りたいところ。VFXも凄いが人力アナログ撮影を信じるトム・クルーズ。PART TWO、楽しみ。



2023年07月07日

映画『燃えあがる女性記者たち』(2021/インド/リントゥ・トーマス監督、スシュミト・ゴーシュ監督)@映画美学校

人口ランキングNo.1、IT産業の成長も著しく、いろんな意味で世界中から注目されるインド。
そんなインドの女性記者たちの奮闘記。
記者としての仕事はもちろん、日常における悩み、不安もカメラが捉える。
国によってさまざまな不幸があるけれどやはり家族で笑顔でいられる時間が何よりだ。

報道の不自由で隠れた闇を持つインドが見えて来る。ネット、配信の時代だからこそ彼女たちの目線が、声が少しずつ社会を動かしていく。
そしてそれを映画で知ることができる。ありがたい。



2023年06月06日

映画『わたしの見ている世界が全て』(2022/佐近圭太郎監督)@K2

優しく静かにゆっくりと何かを押し出していくような感じ。とてもいい映画だった。
家族の後姿と言うか、はみ出しても消えない家族という枠と言うか、そこから世の中が見えて来る物語。
透明感ある映像(撮影:村松良/照明:加藤⼤輝/美術:畠智哉)と監督自身による編集が心地良い。
原案が中川龍太郎監督であるのも興味深い。
登場人物たちみんな幸せになって欲しい。そんな気分。



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