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ハナブサチロロ
世田谷区出身。
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2019年08月04日

映画『ラスト・キャバレー』(1988/金子修介監督)@高円寺シアターバッカス

昭和から平成に移り変わっていく時代の物語。
何かが終わっていき何かが始まっていく物語。

ズームや移動、何しろカメラがアグレッシブ。屋内での雨の中のラブシーンも青く浮かび上がりいい感じ。

駅前開発のため閉店を余儀なくされるキャバレーの物語なのに明るく軽やか。女性たちは男たちの何歩も先を進んでいくように見える。
クレーンがじわりじわりと街を変えてゆき、誰もいないキャバレーが最期を待つ。そして女性たちは先を行く。どことなく今の時代に似ている。

2019年07月28日

小田急沿線、台風は来ず

昨日の昼飯は祖師ヶ谷大蔵のg麺で醤油ラーメン。
さっぱりしていて旨い。呑んだ後も良さそう。

移動して町田市立国際版画美術館にて「畦地梅太郎 わたしの山男」を観る。素朴な色使いと絶妙なコントラストで山々の表情を表現している木版画の数々。山男なるキャラクターがユーモラスで可愛らしい。山男親子やその家族がまた微笑ましい。抽象画もピッケルなど山岳で身近なものをモチーフにしていてデザイン性を感じた。
たまたま館内で声楽家・奥村浩樹氏の唄声を聴けた。「雪山賛歌」「エーデルワイス」などが唄われ、「五木の子守唄」にしんみりした。

町田のいくどんで一杯。タン塩、ロースにマッコリが合う。

写真 2019-07-27 14 36 14.jpg

下北沢に移動してLADY JANEにて「土用の丑のように」【太田惠資 (vln)、天田透 (bass-fl, fl)】を聴く。時にノイジーでリズミカルでメロディアスなヴァイオリンは美しくて心地良い。
コントラバス・フルートなる物を初めて見たが、人の背丈より高く、四の字に曲がった管である。ウッドベースのように低音が響き、さらに呼吸も激しく伝わり、楽器と格闘しているように映る。まさに熱気を帯びた人間による演奏である。

台風は来なかった。



2019年07月22日

素敵な夫婦 素敵な関係

世田谷美術館にて「高橋秀+藤田桜 素敵なふたり」を観た。

お互いに作風が異なる夫婦の展覧会。

藤田桜が表現する色はどこかくすんでおり、デジタルとは真逆の感覚で語りの世界へ観る者を引き込む。実際に触れることはできないが寒さや温かさといった皮膚が反応する色だった。

高橋秀の世界は非常に観念的で美しい。丸みを帯びたその形、エナメル、アクリル、金箔などのシンプルな色の存在から無音なのに何か聴こえてきそうな感覚なのである。しかし、50年代の油彩は藤田桜の色に似ていた。そこの部分がもしかしたら二人が良き関係である理由の一つなのかもしれない、と思った。

その後、桜丘の大吉で一杯。
焼鳥に黄桜って合う。
懐メロが流れていた。

写真 2019-07-21 17 24 28.jpg



2019年07月07日

ポップで重厚

谷中、SCAI THE BATHHOUSEにて横尾忠則「B29と原郷−幼年期からウォーホールまで」。
とんでもない過去が音と共に迫り、何処かの空間に移行していくかのように見える作品たち。アンディ・ウォーホル曼荼羅はポップの上塗りではなく重い。でもポップ。「突発性難聴になった日」は凄まじいとしか言えない。

池之端に移動し六龍鉱泉に入る。痺れるほど熱い。けど気持ちいい。

千駄木に移動し、にしきやへ。白きす、鱧の天ぷら、すずきの刺身、旨すぎる。
菊水の辛口はもちろん旨く、長者盛は正に淡麗辛口。

写真 2019-07-06 16 11 05.jpg


2019年06月30日

初台のZaroffにて「有賀眞澄 影向のたわみ展」。
木片や金属が磁力に導かれてきたよう。いずれも妖しく鈍く輝いているように見える。
油彩画は一見ごつっとした肉の塊のようであるがよくよく見てみると何故かさらっとしている。
さらに目を凝らしながらの自分との対話の時間。

幡ヶ谷に移動して久々の鳥伊那。
何でこんなにささ身が旨いんだろ。

2019年06月29日

映画『オーファンズ・ブルース』(2018/工藤梨穂監督)@アップリンク吉祥寺

異国のような風景が続く。日本はやはりアジアなんだなと思う。
ズルズルムシャムシャガブガブスパスパしている女の子・エマから目が離せない。
ヤンとは誰なのか。登場人物がいつも想っているこのヤンという男の影をずっとこちらも追い続けることになる。

店の金を盗んで海外に高飛びしようとするバンとユリの逃亡に昭和を感じる。
彼らが辿り着いた場所はどこか理想郷のコテージのようだ。
ここではあまり考えつかないような所にカメラポジションがあり、少し不思議なカットバックになる。
雷のせいかと思っていた停電はそうでもなく停電し、画の色は部屋の暖色から外のブルーにパッと切り替わり、ドキッとする。
この時、当然暗いので人物は当然見えづらくなる。
懐中電灯のオンオフで見えたり見えなかったりもあるのだが。
なのでスリル感が増すのであった。
また、人物のバックショットも印象的でこの客観的なショットが緊張感と美しさを生んでいるのだなと思った。

彼らが溜め込んだものは見えそうで見えない。
ザ・テンプターズの「忘れ得ぬ君」じゃないけど、忘れられない記憶からは逃れられない。
廃墟に溜まる水のようにいつまでもヌルヌルとして。
そんな残像のようで狂おしい映画。

2019年06月27日

映画『風をつかまえた少年』(2018/英・マラウイ/キウェテル・イジョフォー監督)@京橋テアトル

貧困により教育を受けることが出来ず、愛犬はあばら骨を浮き上がらせて死んでいき、家族は崩壊へと向かう。
貧困は放置され、無情にも砂埃が舞う。

電気を起こす風車を作った少年の物語であるが、彼の偉業以上に貧困がしっかりと描かれていた。
そして何より教育が大切だ。教育は人を救う。

ふと、監督は黒澤映画が好きなのでは、と思った。

2019年06月26日

夏が近づいてきた

スパイラルガーデンにて石本藤雄展。
ジメジメとした梅雨だからこそ爽やかなカラっとした夏を思わせる布の数々を見ていて心地良い。
それ以上に目を引くのは果物や花が描かれた重量感ある角皿や丸皿である。
素朴で色鮮やかでどっしりと力強い。
この色はフィンランドの陶器メーカー・アラビアの釉薬によるものとのこと。
楽しい宴会が目に浮かんでしまった。

千歳船橋に移動し、すがやで一杯。

夏が近づいてきた。

2019年06月25日

ヒーローたちに乾杯

世田谷文学館にて「萬画家・石ノ森章太郎」展。

仮面ライダー、009、ロボコン、キカイダー、多くのヒーローたちに育てられた気がする。

仮面ライダー1話の原画から圧倒され鳥肌。
繊細な描写と大胆なコマ割りで見えてくる躍動、加速する孤独、幻想。
コマ一つ一つがスクリーンに映したくなるような構図。

常に悩み、闘い続けるヒーローたち。
フランソワーズはやはり美しかった。


千歳烏山に移動し、増穂湯にザブン。
さらに仲屋で一杯。

2019年06月16日

映画『鉄道運転士の花束』(2016/セルビア・クロアチア/ミロシュ・ラドヴィッチ監督)@映画美学校

これまでに28人も轢き殺してしまった鉄道運転士の物語。
終始トーンを変えず淡々とした演出であった。
ブラックなのに心温まる。主人公やその仲間夫婦が暮らす車両基地がこれまた素敵なファンタジー装置なのである。
スパルタ頑固爺の亡き妻、血のつながらないみなしごの「息子」に対する溢れんばかりの愛情を描く85分。

下北沢に移動し久々にLADY JANEへ。
亡くなった店の常連の方の話を聞く。
さらに祖師ヶ谷大蔵の古代楼へ。
いい時間であった。

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