2017年06月13日
どこに行っても音楽を聴いている毎日を辞めることにした。
どこに行くときも耳にイヤホンをつけて
歩くようになって早6年。
電車に乗って周りを見渡せば、
ザっと社内の半分以上の人間が、
同じようにイヤホンをつけていた。
何を聞いているのかはわからない。
中には英語の勉強やスポーツの実況を聞いている人もいるだろう。
でも、なぜだろうか、
途端に周りと全く同じような感覚になった。
みんながみんな、同じことをしている事に、
少し恐怖を感じてしまった。
その日から、私はイヤホンを付けることをやめた。
毎日充電して持ち歩いていたお気に入りのウォークマンを持ち歩かなくなった。
得られたことといえば、
世界は生活音で満ちている、ということだった。
自分の足音がいつもよりも大きく聞こえる。
電車のガタン、ゴトン。
隣の人の音漏れ。
おじさんのいびき。
街の雑踏。
「こんな音だらけの世界に住んでたんだ」と
思うまでに世界は音で満ち溢れていた。
どこに行っても好きな音楽が流れていた分、
自分の感情をコントロールさせやすかったのはあるが、
そばにある日常から目を背けていたのかも、知れない。
昼がここまで昼で、
夜がここまで夜なのかと、生活にメリハリもついた。
家に帰らないと好きな音楽が聴けない分、
"本当に好きな音楽"がわかってきた。
どんな音楽も"ウォークマンに入っているから"という理由でダダ流しをしていたのが懐かしい。
好きな音楽はBGMにしてはならない。
バックの音楽ではだめだ、
主役にならなければならない。
これから先も音楽を好きでい続けるためにも、
音楽を主役にしていくためにも、
まずは身近な「イヤホンを外す」ということから継続していきたい。
歩くようになって早6年。
電車に乗って周りを見渡せば、
ザっと社内の半分以上の人間が、
同じようにイヤホンをつけていた。
何を聞いているのかはわからない。
中には英語の勉強やスポーツの実況を聞いている人もいるだろう。
でも、なぜだろうか、
途端に周りと全く同じような感覚になった。
みんながみんな、同じことをしている事に、
少し恐怖を感じてしまった。
その日から、私はイヤホンを付けることをやめた。
毎日充電して持ち歩いていたお気に入りのウォークマンを持ち歩かなくなった。
得られたことといえば、
世界は生活音で満ちている、ということだった。
自分の足音がいつもよりも大きく聞こえる。
電車のガタン、ゴトン。
隣の人の音漏れ。
おじさんのいびき。
街の雑踏。
「こんな音だらけの世界に住んでたんだ」と
思うまでに世界は音で満ち溢れていた。
どこに行っても好きな音楽が流れていた分、
自分の感情をコントロールさせやすかったのはあるが、
そばにある日常から目を背けていたのかも、知れない。
昼がここまで昼で、
夜がここまで夜なのかと、生活にメリハリもついた。
家に帰らないと好きな音楽が聴けない分、
"本当に好きな音楽"がわかってきた。
どんな音楽も"ウォークマンに入っているから"という理由でダダ流しをしていたのが懐かしい。
好きな音楽はBGMにしてはならない。
バックの音楽ではだめだ、
主役にならなければならない。
これから先も音楽を好きでい続けるためにも、
音楽を主役にしていくためにも、
まずは身近な「イヤホンを外す」ということから継続していきたい。
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