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2020年10月15日

”国際結婚の疑問点”


https://ameblo.jp/achacha-paris/entry-12623089835.html

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以下、ブログ記事内容引用


以前日本のテレビでフランス人と結婚しているプライドが高そうな日本人マダムが、あるノートを見せ、

「主人は書くのが好きで、よくその日感じた事をこうやってノートに書き留めてるんですの」なんて言っていた。


スタジオからは「素敵〜」などの歓声が。


だが、ちらっとテレビにうつったそのノートは、スペルミスまみれだった。



フランスでは、スペルミスをする人は教養のない人と言うイメージがある。

相手の、そして相手の家族が、その社会においてどんな位置づけか、どう見られてるか、

国が違うと分かりにくいとは思う。


単純な例を出せば、すごくブルジョワな発音でフランス語を話す人かもしれない。


あるいはとても下品な言葉遣いの人かもしれない。

でも、それを知らないでいる。


(インスタのフランス人のパートナーがいるイラストレーターが、ある下ネタに関し

「フランスではこれが普通で〜」と言っていたが、「いやそれあんたの旦那と旦那の友達だけやろ」と

思わずつっこんだ。旦那を通して色んなフランス人と知り合いのつもりかもしれないが、類は友を呼ぶわけで・・・)



話し方のみならず、例えば、自宅にテレビがあるのか。

英語が話せるのか。

読書をするのか。

どんな映画を見るのか。

全て、物語っている。



全て、フランス人は、無意識にその辺を見てその人を良くも悪くもカテゴライズする。


そして、正直日本よりもカテゴリーがハッキリしていると思う。


(フランスが階級社会である事も原因かもしれない)



相手がどういうカテゴリーに属するか、知らずに結婚してるんやろうなぁと考えてしまう


言葉と文化が違う事自体が大きすぎて、


同じ国出身やったら見えてた相手とのズレを過小評価して結婚したんやろうな。




『こんな宗教の家庭で育って、この街出身で、〇〇校卒業で、新聞は〇〇誌を読む。

好きなテレビ番組は〇〇で、食生活はこう。』


・・・・こういう情報がフランス人によってどうプロファイリングされるのかを知らないで、

つまり純粋にその人を周りと比べないで好きになれたなら、むしろその方が素敵かもしれない。


国際結婚が日本人同士の倍の割合で離婚に終わる理由は、


「同じ国出身やったら結婚してへんかったんちゃうかな〜」


と私が思うような、見落とされたかもしれない違いがあるからだ、なんて単純に片づけられるもんだとは思わない。


それでもやっぱり、お互いの母語も違って、異なる文化で育ってきた人を、プライベートで末永く仲良くできるか

見極めるのって至難の業よなぁと思ってしまう。


以上引用





この方は、

以下のようにも書いている。


以下引用


こんな事書いてると、

『こいつハーフやからって偉そうに適当な事語りやがって』

と思われてもしょうがないかもしれない。


でも、純粋に、若い頃から気になっていた点で。


なぜ、国際結婚で苦労してる人がまわりにこんなに多いか考えた末の私なりの分析で。


以上引用





と、ずっと気になっていたことだと。

今回のこの”国際結婚の疑問点”ということには部外者である私も朧気ながら思っていた。


何故なら、

何かの縁で外国人と気が合うなんてことはある。


でも、どこかで、言葉の意味の微妙なところの言い回しが上手く伝えられないとか、

相手の気持ちの微妙な部分を受け取っていないなんてことがあると、

皆さん笑顔でその場を過ごすことができる、というかそういう文化に下地があるから

それはそれで気持ちの良いことだけど、海外では旅行者くらいの交流でいいな〜、と思う。


だから、出会った人との国際結婚ができる人って凄いなと思っていた。


そう、ブログ筆者さんが気になっていたことのほんの少しの部分を朧気ながら、思っていたことだったんです。


だから、国際結婚で子供を設けて、いろんな日常の出来事を発信して下さっている方々の

ブログが目に留まっていたのかもしれません。


そうか、離婚組も多いのか・・・・・。


それでも、結婚当時は、”そうして生きたい”を貫徹したのだから納得された生き方だったんですね。

その後、日本でパワフルに生活されている方もいますもの。


結論なんて何もないのですが、


日本の中にだって、各人がどこにカテゴライズされているかってことがあります。

それは、特にフランスやイギリスのように階級社会が残っている国では、

その国の奥を知れば知る程、がんじがらめになっていて、入り込めても、弾かれても

どちらもしんどいことなのではないかと想像する。



それでも、日本の場合は敗戦国ということもあって、華族制度もなくなり、民主国家になり、

移民問題などはまだ序の口で、これからの人口の減少により変化が出てくると懸念されるが、

”どんな階級の言葉を話すか”なんてことで差別はされない。



だから、そんなことを知らずに、

”フランス人と結婚、素敵〜!”

なんてことを大丈夫?と記事にしてくれた筆者さんに、ありがとうの気持ちでリブログさせて

頂きました。





最後に、

私が知り合いになったフランス人がぼそっと呟いた言葉が今でも耳に残っているのです。

シェフを目指していた青年でしたが、

「ゴルフと、テニスは嫌いだ。柔道をやっているんだ。」

そこで、私は

「ん?、”ブルジョワ嫌い”?」




シェフになるための訓練校のことや、レストランでの上下関係の厳しさの実例などを

知って、彼等は目には見えない?階級をきっちりと意識して人生を構築しているんだと

私の方が意識しました。




今は海外に出て(ブラジル)フランス料理の教師となっているようです。

私にフランスの一端を教えてくれた家族でした。



















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