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2020年06月02日

展示されていた長火鉢と文机。

https://blog.ameba.jp/ucs/entry/srventryupdateinput.do?id=12580693242

タイトル、「断捨離の一部、長火鉢と文机」、2020/03/13に投稿。


https://blog.ameba.jp/ucs/entry/srventryupdateinput.do?id=12582322487

タイトル、「搬出の日」、2020/03/20に投稿。

DSC_0136.JPG


夫の実家にあった長火鉢と文机を、現在の家に移転してからずっと預かっていた、という感覚でいた古い家具。


同じ敷地内に義両親、我が家の2世帯が暮らしていた土地を整理して我が家は移転新築した。

夫の実家を整理して、夫が引き取りたいとの意向であったが、姉妹は厄介物くらいにしか思ってなかったので、

多少場所は取るが我が家で長年暮らした。


私は古い物が好きだ。

見すぼらしく見える程汚れていても、原木から一枚板で造られていたり、貼り合わせたりしたものではないので、

磨くと見違えるような家具となる。


義実家で艶もなく只の台として使われていた昭和のテーブルを不要の本箱と交換で磨いて

貰ったことがある。

それは予想通り艶が出て、元のテーブルと同じものとは思えないものとなった。

結局それは今でも我が家のリビングの中央で存在感を放っている。

毎日使われているのだ。


とに角昔の物は長く使うことを目的に作られているので造りが頑丈で塗り直しもできる。

話を元に戻そう。

そんな家具は使わなくても見ているだけでも良かった。

だからオブジェの如く我が家の和室に置かれていた。


しかし、使わない、オブジェ化したが、次の落ち着き先を、もっと先の未来にまで大事に使ってくれる方の元に行けるように、

もう手離したほうがよいのではないかと思うようになっていた。


そんな折に、私の好きなアンティーク家具屋さんとの交渉が成立した。

それが上記の2つのブログなのです。


どんな風に展示されるのか気になったままだった。


見に(会いに)行ってきた。


入り口の近くに堂々と展示されていた。

綺麗だった。

よく磨かれて、艶が出て、引き出しの少しの歪みも直されて新品のようだった。

長火鉢も、灰が少し足され、五徳の部分も磨かれ、同時に売った鉄瓶が置かれていた。


引き取られて修理と塗装し直しされ、驚く程綺麗になっていた。

正解だった。

このアンティーク家具屋さんで正解だった。

美しい展示が嬉しい。


元の持ち主だなどと言う野暮な事ことは告げずに、そっとほかの家具と共に鑑賞した。


ただ、当時の買い取り価格の20倍ほどになっていた。

「高っ!」

と思ったが、そんなものだろうと思う。

いつか引き取って大切にしてくれる人に会えたら私達の役割も果たされるのかなと思う。


























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