定年退職後の男を観察すると

「なんじゃもんじゃカ━ド」を息子の家族に送った。




キッカケはコロナウィルス感染拡大の緊急事態宣言が出たからだ。

息子達は都市圏に住んでいる。


私は地方都市に住んでいるので緊急事態宣言が全国に出た時も感染者数も少なく、感染原も明らかな状態だったので、

外出は控えめと言えども、スーパーなどには買い物客が普通に見られる日々だった。


だから、学校も休校になっていて親子共ストレスが溜まるだろうと、何かしてあげたいと考えていた。

そんな時ＴＶで「お家時間の過ごし方」の一つとして「なんじゃもんじゃゲーム」で楽しそうに

遊んでいる映像を見た。


「これだ！」

と飛びついて、すぐにネット検索をしてみた。

「あった、あった！」



遊び方は簡単だし、彼等はトランプなどカードゲームが好きだし、人数によって遊び方は変化しそうだし、

カードに名前を付けるアイデアも必要だし、付けられた名前を記憶しておく必要もあるしで、

記憶力ゲームが大好きな孫達にはうってつけなんじゃないかと、すぐにネット注文してみた。



もしかしたら、既に彼等が持っているかもと、確かめると、

「首を長くして待ってます！」

との返事だったので、一応取り寄せてみたカードを早速送った。


その後、彼等からＬＩＮＥが来た。


「なんじゃもんじゃ毎晩大盛り上がり！ありがとう！今度行く時持っていくから一緒にやろうね〜！超楽しい〜！」

「パパのお兄ちゃんや○○ちゃんも入ったら面白そう〜！」

などとお正月などに帰省した時の様子を想い起こすような感覚なのでした。



勿論、私も相手を子供扱いしないでゲーム参加するので、みんなが集まった時を想像して

手薬煉引いて、その日を待っています（笑い）。


一枚のカードを見て、予想外の名前を付け、それに対して、

「何、それ〜！」

と、突っ込みを入れる様子を想像すると、今すぐにでも参加したい気分です！


気持ちを発散して、大笑いして毎晩過ごしてくれたら「コロナ禍の日々」も、ある種の思い出になって（勿論感染しなことが前提）、

後になってみれば皆で笑えるようになってくれたらいいなと思っています。


「なんじゃもんじゃカード」大当たりでした！

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