2019年10月28日
角館武家屋敷通。
秋田県仙北市角館町。
「紅葉に包まれたみちのくの小京都」という場所。
この東北旅行に行こうと思った最大のきっかけが「角館」に行けるという思いだった。
いつか行こう、行こうと思っていた思いが、「いつか」ではなく、「行ける時」に行こうと思った。
猫のことはどうする?が真っ先にネックになる。
「行く」と決めたのは夫に託すと決めてから。
しかし、夫は猫の面倒は一切みない日常。
そこからトイレの始末、餌のやり方と一番基本だけは何としてもやり遂げてもらう手筈を始めた。
「気にしない」では済まされない猫のトイレに気を遣うことから特訓を始める。
最低でも朝、昼、晩、就寝前には状態をチェックすることを、自分では気づいても成るべく夫に気付いてもらうよう促した。
それでも、知らん顔で新聞を読んでいる夫にチェックを促した。
餌も、トイレ砂も十分用意して何とか準備をした。
まあ、恥ずかしながら猫の世話が整ったので、行きたい場所として頭の隅っこにあった角館に行ける日が来た。
観光用の人力車も走る道路は当時のまま?と思うくらいに広い。
流石に、町並の風情を損なわない建物に気配りを感じる。
いよいよ佐竹北家の家臣で、主に財政役や勘定役といった財政面を担当していた「石黒家」を見学することになる。
入館料400円。
数人のボランティアらしき人が説明をしてくれる。
外部は茅葺屋根の修理中でした。
内部の見学はできるのですが、今現在家屋には子孫の方がお住まいになられていて、客間(接見の間)とご主人の主にいる囲炉裏のある居間のみが見学できる状態でした。
一番感心したのが、仕事上の武士が訪ねる玄関と、住民が使う玄関が別で、二か所となっていたこと。
当時の身分制度からすれば当然かもしれないけれど、下働きする人の使う台所の様子なども見ると、「身分制度」の中で人々はそれを当たり前として生きていたのだと納得。
一方で、正直に言えばそんな時代に生まれないでよかったと思った。
客間といっても意外に小振りで、家臣と会議といっても膝付き合わせてという位狭いのでは?
と感じた。
流石、勘定役邸内にある蔵は立派なものだった。
こういう観光用の町は岐阜の高山のような風情だけれど、何といっても政治の中心から
かなり離れていて、その上冬期は雪に閉ざされてしまっていたのだろうと思うと、
小京都と言えども発展性からみると、江戸以西に比べると弱い地方だったのではないかと
感じた。
街並みは、奇麗に掃除が行き届いていて落ち着いた風情を保っていました。
しかし、やはり東北は日本の中心からは遠い。
東北新幹線の起点である仙台から東京まで「やまびこ」で約2時間。
沿線の風景は高層建築物は殆ど無く、地平線まで田畑が続くというものだった。
東京以西は、そこまで田畑ばかりではない。
だから自然が保たれると言うことかもしれないが、経済的発展性では格差を感じた旅でした。
ここから帰途の東京駅での「East- i」との出会いのブログ2019/10/24に続きました。
そうそう、角館の前に田沢湖にも立ち寄ったのですが、レストハウスの一角に3頭の
秋田犬が飼われていて「秋田天然記念物の里」と銘打ってありました。
実際、秋田犬って大きかったです。
ワサワサ毛並みが立派で触ってみたかったというのが本音です。
大きな犬小屋が設えてあって3頭が一緒にいました。
最近の気候の不順というか、集中豪雨の多かったこの時期に晴天に恵まれた旅行ができたことに感謝し、
豪雨による被災者の方々にお見舞い申し上げます。
「紅葉に包まれたみちのくの小京都」という場所。
この東北旅行に行こうと思った最大のきっかけが「角館」に行けるという思いだった。
いつか行こう、行こうと思っていた思いが、「いつか」ではなく、「行ける時」に行こうと思った。
猫のことはどうする?が真っ先にネックになる。
「行く」と決めたのは夫に託すと決めてから。
しかし、夫は猫の面倒は一切みない日常。
そこからトイレの始末、餌のやり方と一番基本だけは何としてもやり遂げてもらう手筈を始めた。
「気にしない」では済まされない猫のトイレに気を遣うことから特訓を始める。
最低でも朝、昼、晩、就寝前には状態をチェックすることを、自分では気づいても成るべく夫に気付いてもらうよう促した。
それでも、知らん顔で新聞を読んでいる夫にチェックを促した。
餌も、トイレ砂も十分用意して何とか準備をした。
まあ、恥ずかしながら猫の世話が整ったので、行きたい場所として頭の隅っこにあった角館に行ける日が来た。
観光用の人力車も走る道路は当時のまま?と思うくらいに広い。
流石に、町並の風情を損なわない建物に気配りを感じる。
いよいよ佐竹北家の家臣で、主に財政役や勘定役といった財政面を担当していた「石黒家」を見学することになる。
入館料400円。
数人のボランティアらしき人が説明をしてくれる。
外部は茅葺屋根の修理中でした。
内部の見学はできるのですが、今現在家屋には子孫の方がお住まいになられていて、客間(接見の間)とご主人の主にいる囲炉裏のある居間のみが見学できる状態でした。
一番感心したのが、仕事上の武士が訪ねる玄関と、住民が使う玄関が別で、二か所となっていたこと。
当時の身分制度からすれば当然かもしれないけれど、下働きする人の使う台所の様子なども見ると、「身分制度」の中で人々はそれを当たり前として生きていたのだと納得。
一方で、正直に言えばそんな時代に生まれないでよかったと思った。
客間といっても意外に小振りで、家臣と会議といっても膝付き合わせてという位狭いのでは?
と感じた。
流石、勘定役邸内にある蔵は立派なものだった。
こういう観光用の町は岐阜の高山のような風情だけれど、何といっても政治の中心から
かなり離れていて、その上冬期は雪に閉ざされてしまっていたのだろうと思うと、
小京都と言えども発展性からみると、江戸以西に比べると弱い地方だったのではないかと
感じた。
街並みは、奇麗に掃除が行き届いていて落ち着いた風情を保っていました。
しかし、やはり東北は日本の中心からは遠い。
東北新幹線の起点である仙台から東京まで「やまびこ」で約2時間。
沿線の風景は高層建築物は殆ど無く、地平線まで田畑が続くというものだった。
東京以西は、そこまで田畑ばかりではない。
だから自然が保たれると言うことかもしれないが、経済的発展性では格差を感じた旅でした。
ここから帰途の東京駅での「East- i」との出会いのブログ2019/10/24に続きました。
そうそう、角館の前に田沢湖にも立ち寄ったのですが、レストハウスの一角に3頭の
秋田犬が飼われていて「秋田天然記念物の里」と銘打ってありました。
実際、秋田犬って大きかったです。
ワサワサ毛並みが立派で触ってみたかったというのが本音です。
大きな犬小屋が設えてあって3頭が一緒にいました。
最近の気候の不順というか、集中豪雨の多かったこの時期に晴天に恵まれた旅行ができたことに感謝し、
豪雨による被災者の方々にお見舞い申し上げます。
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