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2019年09月10日

腰がまがった女性。

2019/09/06日(金)の車で移動中のことだった。

日中の予想気温が34℃という暑い日だった。


信号のある大通りを避けて、ちょっといつもと違う道を走ろう、脳のためにもと住宅街に入った。

すると、正午に近い時間、炎天下帽子も日傘も無しで、手押しのカートに掴まって、表情を歪めて歩く女性と行き交った。

一旦停止の場所で、目の前をひたすら歩いて、という風に前だけ見て歩いて行く。


私が気になったのは、腰が曲がっているからカートに頼っているらしいが、それほどお年寄りでもなかったからだ。

まだ70歳までいってないだろう。

最近の70歳台は昔と比べて若々しい人が多い。


「ああ、体勢として、日常生活が大変だろうな。そこまでになってしまうことが避けられなかったのかな。」

と、もしも我が身だったらと、怖くなった。


最近、身内にも背中の異常を訴える人がいて、余計に気になったのだ。

それで、何故腰や背中が曲がるのか調べてみた。


なぜ歳をとると体(腰)が曲がるのか。

こんな記事があった。下指差し

https://news.livedoor.com/article/detail/11344644/


f6cef1cd26b92e3c2ab1665236071583_m[1].jpg


腰が曲がる機序しては3つあるようです。


@骨の問題:

高齢になると骨粗鬆症になります。軽微な外傷で脊椎の圧迫骨折を起こします。そうなると脊椎がつぶれて曲がります。


A筋の問題:

高齢になると筋力不足により、腰をまっすぐに保つ筋力が低下して腰が曲がってきます。


B神経の問題:

腰部脊柱管狭窄症になれば下肢の痺れが出てきますが、腰を曲げると狭窄が軽減して下肢の痺れが軽減しますから、

腰を曲げて歩くことになっていきます。これが長時間になれば拘縮が起こってきます

ちなみに拘縮とは、寝たきりや長時間体を動かさないことにより、関節の動きが悪くなる状態のことである。


老化現象による筋肉の衰えが、主な原因では?と思っていたが、どうやら様々なメカニズムが関係しているようです。


と、説明されていた。


では、予防法は?


@に対して

50歳前後で生理が止まれば、骨量はどんどん減っていきます。定期的に骨量を測りながら、整形外科などで骨粗鬆症の治療を受ける。


Aに対して

日ごろから腹筋を鍛えてください。


Bに対して

腰部脊柱管狭窄症の予防は困難です。腰部脊柱管狭窄症の典型的な症状である、腰痛と下肢痛、特に歩行時に増強するような

下肢痛があるようなら、きちんと整形外科で薬物治療を受ける。


そして、

年齢による体の変化をよく理解しながら、若いうちから定期的な運動を心掛けて、将来腰が曲がってしまう

リスクをくれぐれも減らしたいものである。

と、説明されている。


やっぱり定期的な運動が大事であって、姿勢への意識を高めようということなのだ。


暑さ?と歩行姿勢が苦しそうという一人の女性と行き交って、我が身の習慣を顧みた

日になりました。

彼女が少しでも快適な日常を送ることができるようにと祈る日になりました。







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