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2019年07月05日

医師も人間。

市から提供される「特定検(健)診」に行ってきた。

掛かりつけ医で毎年行っている。

専門は消化器系の医師で、彼が総合病院に在籍していて、大腸癌の内視鏡検査の時の医師だった。


要精密検査となって不安な中、初めての内視鏡カメラでの検査となった。


周囲からは、

「痛いよ〜。」

と聞いていたので覚悟するしかなかった。


しかし、何の苦痛もなく、モニターを一緒に見ながら、

「ああ、きれいですよ〜。ここ○○ね。」

とか箇所の名前を教えてくれたりして、あっという間に終わった。

その時の写真も頂いて、ものすごく安心したのを覚えている。

1[1].jpg


その時に、彼が開業医の跡を継ぐということを聞いていたので、それ以来かかりつけ医として

通うことになった。


胃カメラの検査をすることになった時など、

「お腹も空いちゃうだろうから、開診前に来れる?」

と、新年の頃だったが、まだ辺りがようやく明るくなる時間に検査してくれるような医師なのです。


その時も異常は無く、今日まできているのですが、そういう他ではないだろうやり方で

検査して下さるので、開業医になられて以来安心して通っている。

もう、10年は越えているだろう。


だから、お薬を貰うために行っても、気軽にお喋りなどできる。


沢山の患者さんを診ているということは、先生本人が統計データを取っているという

現実になる。

その上で女性の高齢化と男性のそれとは全く違うということを話してくれた。


「女性は大丈夫なんですよ。ただね、同じ年齢でも、男性は○○歳を越えるとショボショボ

になってしまうんです。

中には例外もいますが、だいたい男性は目に見えてショボショボになっちゃうんです。

何か奥さんにお任せって気持ちで生活してるからかな〜。

僕もね〜、一日中こうして患者さん診ながらこうして座っていていのか?と思うんですよ。

今○○歳(50代)なのであと何年って考えてしまいますよ。」

と心配されていた。


私は、

「先生、早朝のウォーキングしてください。」

と、提案したら、笑ってらした。


そうなんだ、早朝の検査もして下さるし、午後は往診もされるそうなので、ご自分の

運動の時間も取れないのかもしれないのだ。


先生がお元気でいてくれないと患者が困るので、「医者の不養生」とならないように、

30分経ったら椅子から立って身体をほぐすような体操してください、と言い忘れてしまった。


医者とて人間ですもの、ご自分を大事にされてほしいものです。






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