定年退職後の男を観察すると

正面切って、その人には言いにくいけど、”見た目”で解るようになってきたジムの「大会出場者」たち。




出場に備えて身体、体型にメリハリが出てきたのだ。

多分、普段も「日焼け」を施しているようで、やっぱり締まって見える。


声掛けできる程度の顔見知りの人には応援の意味で声を掛ける。

「大分身体ができてきましたね。」

と。

「そうですか？８月の大会なんですが、もうダイエットを始めてるんですよ。

全く食べないんじゃないですけどね。」

とかと、返事が返ってくる。


それにしても、脚よりも上体の肩や腕の方がガッシリして逞しい。


３回/週通っている私など、何の変化もないっていうのに、とに角羨ましい。


彼等には、結果の成果を得る為に、通らねばならない道がある。

それが、筋トレとダイエットだ。

公式に評価される体型を造るのに、避けて通れない。

目標があるってことは凄いと思うのが、その両方をきちんとこなしていくことだ。


今まで、身近で、仕上がって行く過程は見たことがなかったのだが、去年初めて、

その様子を見ていて、今年も出場者がどんどん仕上がりに近づいていくのを目の当たりに

している実感がある。


特に、”ダイエットをやり切る”精神力に感心する。


自分にはないからだ。

ただ、

「凄いな〜。」

と、驚くばかりでダイエットなどできる訳無い、と分かっているけど羨ましい。


テクニックを掴んでしまえばできるのかなと思ったりするけど、やはりタフな精神力なのだろう。

自分を信じられる人たちの精神力を私も欲しいものだ。