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2019年03月22日

ソーラー(腕)時計でした失敗。

そもそも、自分の腕時計がソーラーエネルギーで動いているという意識はなかった。


購入時には説明されている筈で、どちらかと言えば、

「電池交換もしなくていいし、楽ちん楽ちん。」

と、その後の管理については、非常に楽観的に考えていたと思う。


しかし、ある時、時計が進まなくなってしまった。

(厳密に言うと、暫く使ってなかったので箱に収めて保管していた。無知。)

「あ〜あ、電池切れみたい。電池交換に行かなきゃ。」

と、またすぐに復活するものとして、購入店に持って行った。


店内で、待ち時間に、展示されている世界中の高級時計なんかを、覗き込んだりして溜息

なんかついていると、修理担当者から声がかかる。


「お客様、これはソーラー時計ですね。電池交換は必要ないんです。

その代わり、真夏の昼間位の太陽光を2時間位充てる必要があります。云云かんぬん・・・。」

と、説明されてしまった。


「ん?ソーラー時計?だったの?」

購入時にきっと説明受けて、了解して買った筈なのに、そんな記憶どこかにど〜んと飛んでいた。

「え〜〜〜〜!そうだったの〜〜〜!?」


結局、すごすごと恥ずかしさとその時計を抱えて帰ってベランダのテーブルで日光浴させたりした。

しかし、置きっぱなしにして忘れてしまいそうで、中々充電できないでいて、しまい込まないように、

ぬいぐるみの熊さんの腕にはめて窓際には置いているが、いまだに熊さんのアクセサリー然としている。

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そして、この問題が再びの事件が起こったのだ。

たまたま、友人と、私の友人に頼まれた時計・宝石の展示会に行った。

その友人が、

「時計の電池交換するつもりで来たから、お願いしてくるね。」

と言ったので、私の恥ずかしい経験を話すことにした。

「もしかして、ソーラー時計かもね〜?」

なんて冗談を言っていた。


暫くして友人が私の元に戻ってきて、

「これ、ソーラー時計ですって〜!あなたが言っていたのと同じことを説明された〜!」

と、苦笑いしながら時計を抱えていた。

店員の方はまたもや詳細な説明を繰り返している。

友人は、

「あなたが言っていたのと同じことだね。」

と、これからの充電の仕方を聴いていた。


と、なるとソーラー時計って、楽ちん楽ちんどころか、結構充電には気を配らなければならない時計なのだ。

何か、こうなると、昔からの発条(ぜんまい)式の時計が一番管理し易そうと思ってしまった。

「只ほど怖いものはない」、とか、「楽あれば苦あり」、なんて諺が頭の中を漂って行った。
















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