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2018年11月05日

切られてしまう、「柿の木」。

ご近所さんの話です。

11月4日(日)現在の柿の木。

DSC_0317.JPG


今年は当たり年で、実をいっぱいつけたのだそうです。


我が家でもお裾分けを頂いた。種有りだけど、歯ごたえがあって甘くて、素朴で、私の好きな柿だった。


この柿の木を明日の5日(月)に切ってしまうということだ。

DSC_0319.JPG

こうして幹もしっかりしていて何の問題もない。


理由は、このお宅は解体されて、建て替えるのだそう。

そのお話を聞いて、何とも悲しくなって、幹をさすって、

「お疲れ様でした。さようなら・・・。」

と、お別れを言ってきた。


今回の解体は、二世帯住宅に建て替えるためなので、駐車スペースをとるために致し方ないのかもしれない。

心の中では、よそ様のお宅の事情なのに、寂しく悲しく思ってしまっている。

どこかに移植はできないのか・・・、などと。



改めてこうして幹に向かい合うと、柿の木の無念さが伝わってくるように感じる。

明日は、チェーンソーで、一気に、工事の過程の一つとして扱われてしまうのだ。


これが、本当に、本当に最期の姿なんです。


今年、みごとに沢山実を付けてくれて、私も頂きました。

それも、”縁”だったのでしょう。

今まで、ありがとう、さようなら。











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