2018年10月27日
借りてきた猫?
実際に会ったことはない猫の話。
長毛のこんな感じだったと思う。
写真を見せてもらっただけで、夏になるとライオンカットにすると聞いた。
友人宅に、飼い主の息子さんから預けられる猫ちゃんだ。
息子さんの海外出張の為に、時々、預けられる友人宅に2週間の予定だという。
預かる方は緊張で、夫婦で気を遣う。
猫はそんなこと、知ったこっちゃない。
何度も預けられて少しは慣れているはずなのに、飼い主がいないのは寂しくて、部屋の隅っこやTVの奥に入り込むらしい。
だから、猫用の座布団をあちこちに置いてあるのだという。
どんなにコミュニケーションを取ろうとしても、所詮飼い主以上にはなれない。
猫の方は、そのお宅のインターフォンが鳴る度に、急いで飼い主が帰ってきた?
と、玄関に急ぐのだという。
息子さんが帰って来るときいつも、そのピンポンの音色が鳴るので、
「お迎えがきた〜!」
みたいな嬉しさで玄関に向かうのだろう。
なんか、その様子を聞いたら、猫の気持ちが切なくて、泣きそうになった。
よく「借りてきた猫」のようにおとなしいと言われるが、預けられた猫はおとなしいというより、寂しくて寂しくて、不安なんだろう。
そんな気持ちよく解るので、私は旅に出ても、日帰りが基本になる。
預ける時の環境を想像すると、「いつもの何でもない日常」が最高なんだろう、と
預けなくてもいい状況を成るべく守ることと、思っている。
猫の幸せファーストですね!(できる範囲で、ってことですが・・・。)
猫ちゃん、早くお迎えが来るといいね!
とは言え、預かっている友人も一緒にいると可愛くなってしまうのだそう。
大切に大切に、お預かりしているそうです。
猫も、「来て良し、帰って良し」ですね。
夫婦で緊張して預かるこんな様子が、家だったらどうだろう、と考えた。
サンデー氏は、絶対に猫の面倒を見ようなんて思わない。
自分の仕事ではない、と全て私にお任せになるだろうと確信できる。
こちらも期待は皆無だけど・・・。
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