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2021年07月21日

ヒバの木が切られた日。

ヒバの木の伐採当日の「おかえりモネ」。


DSC_1075.JPG

ヒバの大木が切られている時のサヤカさん。

DSC_1074.JPG

切り倒されて横たわったヒバを見るモネ。


DSC_1077.JPG

切られたヒバの木口が・・・・。


DSC_1078.JPG

横たわったヒバを上空から見る。


「おかえりモネ」の印象的な日。2021/07/14朝。


切られた木口を見て、涙がで出た。


さやかさんが以前モネに言っていた。


「ヒバは雨、風、雪に耐えながら長〜い時間をかけて、ゆっくり成長するから、

この子はものすごくいい木なのよ。だから、焦らなくてもいい、ゆっくりでいいんだ。」


その100年もかけて成長してきた木が目の前に倒れている。

登米の能舞台の修復に遣われればいいけれど、例えそうならなくても

誰かの、何かの役に立つのだ。


これから50年から100年自然乾燥される。

その乾燥場所をモネが過去のハザードマップなどからの情報により神社と割り出す。

地域を守る役割は神社も同じ、神社にヒバを預かってもらえることになった。


静かな、厳かなシーンが続いた。


電動のこぎりの”キーン”という切る音。

最後にクサビを入れて”カーン、カーン”と金槌を打つ音。

そして、・・・、大木の葉が空気を切って”ザーッ!”と倒れていく音。

最後に、

「バサ〜〜〜!」と、全体が倒れる音。


そして辺りは静寂に包まれる・・・、サヤカさんが挨拶するまで。


立ち会った森林組合の仲間も、誰もかもが何かに耐えているようだった。



私は、雨にも風にも、雪にも、黙って耐えてきたその木を”生きてきた先輩”の

ように思えて、

「お疲れ様でした、あなたの姿は忘れません。ありがとう。」

と、しか捉えられなくて、涙が止まらなかったのだろうと思います。



感情移入せざるを得ない程、神秘的な映像の世界でした。





















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