防災セキュリティーズ（仮）

新型コロナウイルスの感染爆発を防ぐため、政府が7日に東京など7都府県を対象に緊急事態宣言を発令した。

この「緊急事態宣言」で私たちの生活は、いったいどうなるのでしょうか？

まず「緊急事態宣言」とは、どういうことなのでしょうか？
改正新型インフルエンザ対策特別措置法（特措法）に基づく宣言で、安倍晋三首相が出します。宣言を出す際には、（1）国民の生命・健康に著しく重大な被害を与える恐れがある（2）全国的かつ急速なまん延により国民生活・国民経済に甚大な影響を及ぼす、あるいはその恐れがある――の2要素が認められる必要があります。

具体的には、この宣言にあたり、安倍首相は対象地域や期間（延長含めて最長3年）を指定します。対象となった都道府県の知事は、住民に対して外出自粛を要請したり、学校、映画館、劇場、音楽ホールや人が集まる施設の使用を制限したり、仮設病院を設置するために土地を収用したりできようになります。

この「緊急事態宣言」で、対象の都道府県はだいたい以下のような対策を実施すると考えられます。

・学校等の教育施設、運動施設、映画館などの劇場、ナイトクラブ・パチンコ店などの娯楽施設などの休業要請。

・住民に対して、期間と地域を定めた上で不要不急の外出の自粛要請。

・各種イベントの自粛要請。

・都道府県知事が、臨時の医療施設をつくるために必要がある場合に、土地や建物を所有者の同意を得ないで使用できる。

※　ただし、緊急事態宣言は強制力のある措置は限られ、海外のような「ロックダウン」＝「都市封鎖」ではありませんという認識。

と言うような内容ではあるが、商業店舗の休業要請などは、具体的な補償等が明確になっていないだけに、事業主の方も悩ましいところでしょう。
一般社会人の私にとっては、やはり「不要不急の外出」を避け、ウイルス感染拡大を防ぎ、これ以上の医療機関への負荷を増やさないことが重要だと考えられます。
あとは、外出時には「マスク」帰宅時には「手洗い」などの「自己防衛」も大切ですね。

まだ先の見えない状況ですが、地道な行動が大切であると考えられます。

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