夕食前にウォーキングに行こうと、靴を履いて玄関を出ました。
玄関ポーチのところで軽くストレッチをしていると、なんだか左足の親指に違和感があります。
とがった草の実の先端が、足の指と爪の間に刺さっているような感覚です。
あのタイプの草の実はよく服に付くことがありますが、はたして靴の中にまで入ってくるものだろうか?
そういぶかしんでいると、だんだん痛みが鋭くなってきました。
やがて痛みは尋常でないものになります。
さすがにおかしいなと思い、片足立ちになって左の靴を脱ぎました。
すると靴の中から、巨大なムカデが現れたではありませんか!
それはもう見事な大きさと造形でした。
逆に美しいとすら思えるくらい。
いままで見た中でいちばん大きい気がします。
もう散歩どころではないので、ムカデが靴から出ていくのを待ったあと靴を履き直し、家の中へUターン。
すぐ戻ってきた私を不審がる家族に「ムカデに刺された。」と報告します。
ムカデに刺されたときの応急処置としては、まず患部を洗い流し、熱いお湯で温めるのが正解です。
ムカデの毒は熱で分解するのだそうです。
なので、お風呂場に行ってシャワーを当てるべきなのですが、帰ってきてとりあえずリビングのソファに座っていた私は、その場から動けません。
その頃にはもう、歩けないほどの痛みになっていたからです。
しかたないので、家族に持ってきてもらった濡れタオルで足をふき、そのあと蒸しタオルで幹部を温めます。
さらに消毒液と痛み止めを塗り、やがて夕食の時間になりました。
しかし痛みがひどすぎて、とても食事どころではありません。
タンスの角に指をぶつけた瞬間から直後くらいの痛みが、ずっと続いています。
痛みに身をよじりながらなので、みそ汁はこぼすわ、おかずは落っことすわで、途中で食べるのを諦めました。
さきほどの塗り薬とは別にロキソニンを服用し、ふたたびリビングのソファに座って安静にします。
痛み止めが効いてきたのか、少しマシになったので、ノートパソコンを開いて日課のツイッターを確認することにしました。
しかし、痛くてなかなか文字が読めない。
ピーク時よりはましですが、爪楊枝で足の爪と指の間をツンツンされているような痛みがずっと続いています。
パソコン画面を見ては身をよじり、また見ては身をよじり…。
ムカデに刺されたのは今回が初めてではないのですが、こんなに痛い思いをした記憶はありません。
刺された部位とムカデの大きさによるのでしょうね。
なんといっても今回は、指と爪の間あたりですから。
そりゃあ痛いです。
見ると、刺された指を中心に足が腫れていたので、湿布を貼って冷やすことにしました。
そうするとだんだん、痛みがひいていきました。
ここまであたかも全部自分でやったかのように書いていますが、実際はほとんど家族に処置してもらっています。
自分では痛すぎて、動いたり何をすればいいか考えたりできませんでしたから。
深夜になるころには、ほとんど平気になっていて、普通にシャワーを浴びてベッドに入り眠ることができました。
寝室は2階にあるので、階段を上がれなかったらそのままソファで寝るハメになるところでした…。
翌朝にはすっかり痛みは引いて、いつもどおりの日常が送れるようになっていました。
刺されたほうの足全体が腫れているというか、赤黒くむくんだみたいになって歩きにくいものの、痛くないからいいやと放置。
すると夜に、猛烈なかゆみが襲ってきました。
ほかのことに気を取られている昼間なら気にならないのですが、寝る時になるとものすごくかゆくて、かきむしります。
それが連日続き、すっかり睡眠不足に。
虫刺され用の塗り薬(よくあるステロイドのやつ)を買ってきて塗っても、一時的にはおさまるものの、またすぐぶり返します。
ふと思いつき、いつぞやの記事で紹介したアロエ化粧水を塗ってみることにしました。
子どもの頃ムカデに刺されたとき、庭に生えていたアロエで直した記憶があったからです。
化粧水を患部に塗ると、徐々にかゆみがひいていきました、
毎晩寝る前に塗って寝ると、腫れも日に日によくなって、何日かすると、刺された部分に少し違和感が残る程度に。
もちろんいまは、どうもありません。
いや〜、アロエの力ってすごいですね=!
みなさんも靴を履くときは、くれぐれもご用心を。
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