それはもう、ハロウィンのために生きていると言っても過言ではないくらい(笑)。
今でこそ日本でもハロウィンが定着していますが、私がハロウィンにハマり始めた20年前はそんなことはありませんでした。
ハロウィンのイラストを描いて知り合いに見せても、「ハロウィーンって何?」という反応で。
「キリスト教徒じゃないんだからそんなのやらなくていいよ。」という周囲の反対を押し切って開催した初めてのハロウィンパーティ。
お菓子も飾りも、ほとんど全部手作りでした。
だってそんな物、このへんのお店に売ってないですから。
レシピはネットで調べました。
パーティー会場(私の家)を彩るデコレーションやコスチュームも、アメリカ雑貨の通販で買った物か、画用紙や色紙で自作した物です。
今の日本のハロウィンはどちらかというとかわいい感じですが、本場のはおどろおどろしいので当時に買った飾りは怖い物が多いです。
さて、「手作りのおいしいお菓子が食べられる」と味をしめた友人たちは、それ以降毎年一度のパーティーを楽しみにするようになりました。
初めてのハロウィンパーティーから何年かすると、街の輸入雑貨を扱うお店に小さな飾りやちょっとしたお菓子が置いてあるようになりました。
当然ながら私は購入しました。
さらに何年かすると、100円ショップや雑貨屋などできらびやかな飾りを売っているようになります。
しかしハロウィンコーナーで商品を買っているのは外国の人ばかりで、日本人客は珍しそうに遠くから眺めるだけでした。
私は外国人にまぎれて品物をあさりました。
数年後には、子ども連れや高校生などがハロウィン用品を買いに来るようになりました。
私は子供たちにまぎれて品物を買いました。
ちょっと恥ずかしかったです。
そしていま、スーパー、コンビニ、スイーツ店など10月はどこに行ってもハロウィンづくしですね。
うれしいことです。
もうせっせと折り紙を切ったり、人数分のお菓子を用意するために忙しく動き回る必要はありません。
もっとクオリティの高い飾りやお菓子が、いっぱい売っているのですから。
いっぽうで、心のこもった手作りをしなくなるというのも、なんだか寂しいものではあります。
ハロウィンに向けて一生懸命準備をするのも、またハロウィンの楽しみの ひとつですから。
なので今でもハロウィンパーティーに出すごちそうのうち一品は、必ず手作りにするようにしています。
ハロウィンパーティーは都合により当日にできるとは限らないし、やるとしても昼か夕食後の夜にしているので、ハロウィン当日のディナーもそれとは別に手作りします。
昔は自分で知恵を絞って考えていましたが、ここ数年はクックパッドなどのサイトに頼りきりです。
みなさんいろんなレシピを載せていて、眺めているだけでも楽しいんですよね。
本当、ハロウィンがメジャーになってうれしい限りです。
そんなハロウィン大好きな私ですが、テーマパークのハロウィーンイベントには参加したことがありません。
とても興味はあるのですが、地方に住んでいることやその他の事情で、遠出が難しいのです。
なので毎年、身内だけのアットホームなハロウィーンを楽しんでいます。
伝統に習ってお墓参りに行ったりね。
もちろんお供えはハロウィンのキャンディです。
以上が私のハロウィン歴になります。
これから日本のハロウィンがどう進化していくのか、このままの感じで続いていくのか。
毎年、とても楽しみにしております。
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