2016年07月14日
φ('-'*)メモメモ 体がだるい…その原因は? の記事
体がだるい…その原因は?
このだるさ、どこから来る?
激しい運動や長時間の労働後に、だるさを感じることがあります。身体的な疲れなら食事をして栄養を補給し、ゆっくり休めば元気になるので心配ありません。しかし、いつまでも消えない疲れや、だるさが何日も続くときはなにか病気のサインかもしれません。
◆だるさの原因として、まず考えられるのは睡眠です。毎日ぐっすり眠れているでしょうか。睡眠時間が足りていない、眠りの質がよくないと疲労感が残ります。早めの就寝を心がける、ぬるめのお風呂で体のこりをほぐす、ゆったりとした音楽でリラックスするなどのほか、適度な運動などで眠りの工夫をしてみましょう。
◆次に、栄養は十分とれているでしょうか。不規則な食事や暴飲暴食、無理なダイエットなどは体を疲れやすくし、だるさを感じやすくなります。また、偏った食事でビタミン、ミネラルが不足すると栄養がエネルギーへうまく変換されにくくなります。鉄分の不足は貧血の原因になり、タンパク質が不足すると筋力や体力の低下を招きます。
◆ストレスなどから胃腸が疲れ、食欲不振を招いて疲れの原因となることもあります。そうした時は就寝直前の食事を避けて、消化のよいものを腹八分で食べるようにしましょう。早食い、やけ食いをしないようにする、よく噛んでゆっくり食べることも大切です。
◆体の冷えもだるさの原因となります。冷たい飲みものや食べものを控え、首、手首・足首が冷えないように、特に冷房使用時はスカーフやカーディガン、ソックスなどで調節しましょう。暑い日に冷房をつけたまま就寝する場合、タイマーをつけて温度を高めに設定するなど、寝冷えしないように注意を払いましょう。
◆生活習慣を改めても改善されない場合は、病気の初期症状で体がだるくなっているかもしれません。だるさに加えて、熱がある、関節が痛い、喉が痛い、咳が出るなどは風邪などの感染症で見られる症状です。
◆全身のだるさのほかに喉の渇き、トイレが近いなどの症状は糖尿病で見られます。また、脳梗塞などのために血行が悪くなることで倦怠感が生じることもあります。ほかにも甲状腺や肝障害、腎障害、消化器疾患、うつ病など多くの病気でだるさや疲労感がみられます。
◆疲労感には身体的な疲労だけでなく、精神的な疲労も関係します。心配事や悩み、精神的な緊張状態が続いたときは全身に疲労を感じます。問題が解決できるのが一番ですが、現実には難しいからこそ心が重くなっていることがほとんどです。問題のとらえ方や気持ちを変えることが、解決につながることもあります。しかし、気分の落ち込みや、やる気が起きないなどの症状が2週間以上も続くようなら医師の診察を受けてください。
◆何日も続くだるさや疲労感は、体や心のSOSです。休息が必要というサインだと考え、生活を見直してみてはどうでしょう。その上で、心配な症状は放置せず、医師の診察を受けましょう。どんな病気でも、早期発見、早期治療が大切なことに変わりはありません。
(監修:東京医科大学病院 総合診療科准教授 原田芳巳/2016年7月11日)
(๑◔‿ ◔๑) にょほ〜
このだるさ、どこから来る?
激しい運動や長時間の労働後に、だるさを感じることがあります。身体的な疲れなら食事をして栄養を補給し、ゆっくり休めば元気になるので心配ありません。しかし、いつまでも消えない疲れや、だるさが何日も続くときはなにか病気のサインかもしれません。
◆だるさの原因として、まず考えられるのは睡眠です。毎日ぐっすり眠れているでしょうか。睡眠時間が足りていない、眠りの質がよくないと疲労感が残ります。早めの就寝を心がける、ぬるめのお風呂で体のこりをほぐす、ゆったりとした音楽でリラックスするなどのほか、適度な運動などで眠りの工夫をしてみましょう。
◆次に、栄養は十分とれているでしょうか。不規則な食事や暴飲暴食、無理なダイエットなどは体を疲れやすくし、だるさを感じやすくなります。また、偏った食事でビタミン、ミネラルが不足すると栄養がエネルギーへうまく変換されにくくなります。鉄分の不足は貧血の原因になり、タンパク質が不足すると筋力や体力の低下を招きます。
◆ストレスなどから胃腸が疲れ、食欲不振を招いて疲れの原因となることもあります。そうした時は就寝直前の食事を避けて、消化のよいものを腹八分で食べるようにしましょう。早食い、やけ食いをしないようにする、よく噛んでゆっくり食べることも大切です。
◆体の冷えもだるさの原因となります。冷たい飲みものや食べものを控え、首、手首・足首が冷えないように、特に冷房使用時はスカーフやカーディガン、ソックスなどで調節しましょう。暑い日に冷房をつけたまま就寝する場合、タイマーをつけて温度を高めに設定するなど、寝冷えしないように注意を払いましょう。
◆生活習慣を改めても改善されない場合は、病気の初期症状で体がだるくなっているかもしれません。だるさに加えて、熱がある、関節が痛い、喉が痛い、咳が出るなどは風邪などの感染症で見られる症状です。
◆全身のだるさのほかに喉の渇き、トイレが近いなどの症状は糖尿病で見られます。また、脳梗塞などのために血行が悪くなることで倦怠感が生じることもあります。ほかにも甲状腺や肝障害、腎障害、消化器疾患、うつ病など多くの病気でだるさや疲労感がみられます。
◆疲労感には身体的な疲労だけでなく、精神的な疲労も関係します。心配事や悩み、精神的な緊張状態が続いたときは全身に疲労を感じます。問題が解決できるのが一番ですが、現実には難しいからこそ心が重くなっていることがほとんどです。問題のとらえ方や気持ちを変えることが、解決につながることもあります。しかし、気分の落ち込みや、やる気が起きないなどの症状が2週間以上も続くようなら医師の診察を受けてください。
◆何日も続くだるさや疲労感は、体や心のSOSです。休息が必要というサインだと考え、生活を見直してみてはどうでしょう。その上で、心配な症状は放置せず、医師の診察を受けましょう。どんな病気でも、早期発見、早期治療が大切なことに変わりはありません。
(監修:東京医科大学病院 総合診療科准教授 原田芳巳/2016年7月11日)
(๑◔‿ ◔๑) にょほ〜
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