2016年06月25日
φ('-'*)メモメモ 食中毒原因に変化 の記事
食中毒原因に変化
06月15日 15:31大分合同新聞
食中毒原因に変化
(大分合同新聞)
県が2015年までの30年間に県内で発生した食中毒を調べたところ、かつては魚介類の腸炎ビブリオ、卵のサルモネラ属菌などが主な病因物質だったのに対し、この10年ほどは二枚貝や肉の生食などによるノロウイルス、カンピロバクターが中心になっている傾向が明らかになった。県は「食のグルメ化が背景にあるのではないか。特に肉類の生食などはリスクが高いことを知ってほしい」と注意を促している。
県食品安全・衛生課によると、1986〜2015年に県内で起きた食中毒は計324件。主に飲食店で提供された料理や弁当が原因で、患者は1万1136人(うち2人が死亡)。件数は全体的に減少傾向にあるが、10件を超える年もある。15年は飲食店などで6件発生、64人の患者を出した。
病因別ではノロウイルス(主に二枚貝やウイルス感染した食品取扱者による二次感染)が最多の69件。次いで腸炎ビブリオ(主に魚介類)が56件。サルモネラ属菌(主に卵、生肉)が44件、カンピロバクター(主に鶏肉)が41件―と続く。
当初目立った腸炎ビブリオやサルモネラ属菌は、温度管理をして菌が増えないうちの摂取や、十分加熱することで食中毒を防ぐことができる。調理器具や設備の性能は向上し、衛生管理の意識も徐々に高まったため、過去5年間の事例では病因になっていない。
一方、1997年から徐々に「台頭」してきたノロウイルスは感染力が強く、「少量でも体の中に入ったら症状を起こす可能性がある」という。
生肉を巡っては、2011年に県外の焼き肉店で5人が死亡した集団食中毒をきっかけに、牛の肉やレバーを生で提供することが禁じられた。15年には豚肉の生食も禁止。鶏肉は現時点で規制対象外だが、カンピロバクターによる食中毒が度々起きている。
佐伯久課長は「安全性よりも、珍しいものをおいしく食べることを優先したグルメブームにはリスクがある」と指摘。これから夏場にかけては食中毒の増加が懸念され、調理の際の手洗いや十分な加熱なども呼び掛けている。
(๑◔‿ ◔๑) にょほ〜
06月15日 15:31大分合同新聞
食中毒原因に変化
(大分合同新聞)
県が2015年までの30年間に県内で発生した食中毒を調べたところ、かつては魚介類の腸炎ビブリオ、卵のサルモネラ属菌などが主な病因物質だったのに対し、この10年ほどは二枚貝や肉の生食などによるノロウイルス、カンピロバクターが中心になっている傾向が明らかになった。県は「食のグルメ化が背景にあるのではないか。特に肉類の生食などはリスクが高いことを知ってほしい」と注意を促している。
県食品安全・衛生課によると、1986〜2015年に県内で起きた食中毒は計324件。主に飲食店で提供された料理や弁当が原因で、患者は1万1136人(うち2人が死亡)。件数は全体的に減少傾向にあるが、10件を超える年もある。15年は飲食店などで6件発生、64人の患者を出した。
病因別ではノロウイルス(主に二枚貝やウイルス感染した食品取扱者による二次感染)が最多の69件。次いで腸炎ビブリオ(主に魚介類)が56件。サルモネラ属菌(主に卵、生肉)が44件、カンピロバクター(主に鶏肉)が41件―と続く。
当初目立った腸炎ビブリオやサルモネラ属菌は、温度管理をして菌が増えないうちの摂取や、十分加熱することで食中毒を防ぐことができる。調理器具や設備の性能は向上し、衛生管理の意識も徐々に高まったため、過去5年間の事例では病因になっていない。
一方、1997年から徐々に「台頭」してきたノロウイルスは感染力が強く、「少量でも体の中に入ったら症状を起こす可能性がある」という。
生肉を巡っては、2011年に県外の焼き肉店で5人が死亡した集団食中毒をきっかけに、牛の肉やレバーを生で提供することが禁じられた。15年には豚肉の生食も禁止。鶏肉は現時点で規制対象外だが、カンピロバクターによる食中毒が度々起きている。
佐伯久課長は「安全性よりも、珍しいものをおいしく食べることを優先したグルメブームにはリスクがある」と指摘。これから夏場にかけては食中毒の増加が懸念され、調理の際の手洗いや十分な加熱なども呼び掛けている。
(๑◔‿ ◔๑) にょほ〜
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image