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2017年02月26日

脳は何故か理由をつけてしまう 苫米地英人の本の一部分

脳は生命維持を最優先させます。嫌な記憶とは、生命の歴史でいえば生命維持を脅かすことであり、
記憶に残りやすいのです。
ですので、嫌な記憶は残りやすいのです。逆に、良かった記憶などあまり残っていません。
「あのときこうしていたら良かった」の裏には、良かった記憶もあるのです。
良かった記憶を残すには、小さな成功でもエフィカシーを上げ、
「私らしい、良かった」
とセルフトークするといいでしょう。
また、脳は過去を都合のよいように解釈します。「あのまま続けていたら今頃はこうなっている」
と言うのを聞くことがあるのではないでしょうか。
また、逆に同じようなことを言ってしまうこともあります。ですが、その言葉の裏には耐えられない理不尽があったり、
他にやりたいことなどがあったりしたはずなのですが、スコトーマになってしまうのです。

その後、大成功を収めたときには
「あのとき辞めたから今があるのだ」
となるのです。
要するに、脳は現状を説明するために過去を都合よく解釈するのです。何がいいかわからないのです。
万事塞翁が馬。



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