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2021年03月13日
【差は映像コンテンツ力】AEWの日本トーナメント。
おはこんばんちは。
そして、女子プロレスのファンの皆様、
推し事お疲れ様です。
推しの団体以外も見たいA-show2です。
視野が狭くなることはいい事ではないですし、
楽しみは増やす必要がありますからね。
さて、今回は先日行われ配信された
AEWの女子王座次期挑戦者決定トーナメントの
Show 2について感じたことを記したいと思います。
しかしながら今回は試合内容についてはさらっとです。
どちらかというと、
もっとこうしたらよりよくなるのになー。
といった運営の観点の気付きです。
対戦カードと結果は以下の通り。
**********************************************************
AEW女子王座次期挑戦者決定トーナメント Side Japan
1.準決勝(20分1本勝負)
坂崎ユカ(13分44秒 ミルクラッチα)さくらえみ
2.準決勝(20分1本勝負)
水波綾(14分46秒 リングアウト)アジャコング
決勝は
坂崎ユカ対水波綾
**********************************************************
今回の配信を見ていて興味深かったのは、
日本サイドの後にアメリカサイドの試合がインサートされていたことです。
必然的に両方を比較してしまいました。
ちなみに今回は通常のドメスティックレベルの観点ではなく、
グローバルな観点でするしますので、ちょっと辛口かもしれません
辛口文章は見たくない方は避けていただければ幸いです。
**********************************************************
【試合に関して(レスラーに関して)】
試合を見ていて感じたことは、
日本プロレスの技術面の質の高さが光ていたと思います。
もちろんトップクラスの選手がやっているわけですから当然なのですが、
そう対戦が多くない方同士の対戦であるにもかかわらず、
質の高い試合なのだから、単純に日本女子プロレスの質が高いのでしょう。
男女関係なく技の日本流、迫力のアメリカンプロレス、
簡単に言えばそんなところかと思います。
ただしこれは最終的には特徴の違いであって、
どちらがいい悪いはないという立場をとります。
<ライブ配信時>
**********************************************************
【場内のセット】
これに関してはAEWの会場は非常にお金がかかっており、
圧倒的にアメリカの会場は素晴らしい。
逆に同じ団体、プロモーションで大会を作るのに
なにゆえに大きくない会場でやるのかなーと多少疑問を持っておりました。
せめて最近できたコレガプロレスの会場であれば
綺麗なタイタントロンもあるしそこそこ迫力が出せるのになーと。
いずれにせよそこは最終的には日本サイドでは予算をかけないという判断を
単純にAEWがしたのだから論じることはありません。
とにかくAEWの会場は迫力を出せる仕組みなどがふんだんに盛り込まれていて
見ているだけでワクワクしました。
**********************************************************
【映像面】
今回論じたいのはここです。
正直資金面の話は仕方がないので、ファン的観点でいうと、
もう少し予算を!と思いますが、別の利点で行きたいところです。
ですので試合中の映像面について記します。
正直ですね、アメリカサイドの試合映像見た後に日本サイドの映像を見ていて、
正直つらかったです。
見ていてつらかったポイントは以下の通り
1、そもそも引きのカメラの画質が悪い。
2、カメラマンの位置取りがよくない。
3、カメラセレクションがよろしくない。
この3点です。
<日本語解説編集版>
1、そもそも引きのカメラの画質が悪い。
予算の問題なのであまり強く触れませんが、
アメリカサイドの映像が終わり切り替わった瞬間の落差はちょっと辛いものがありました。
2、カメラマンの位置取りがよろしくない。
これですね、本当にプロレスのカメラマンなのか?と疑問に思ってしまいました。
選手の技がどんなものがあって、次の動きはどうなるのかというのは
3か月もレスラーの動きを見ていればわかるはずですが、
レスラーの繰り出す技のどこがベストポジションかを考えた位置取りとは
到底思えないものでした。
レスラーの動きを後追いで立ち位置を決めているのはわかりますが、
それが圧倒的に遅い。
どんなポイントかというと多くの技が、
レスラーの後頭部、背中やお尻ばかりが撮影されているということです。
多少カメラ撮影をやっていると気づくか学ぶのですが、
レスラーの顔が映っているのが、いい映像です。
アクセントとしてそうでない映像はいいと思いますが、
大前提であると思います。
印象としてはただ何となく撮影しているという印象を受けました。
映像コンテンツに情熱があればそうはならないと思うんです。
3、カメラセレクションがよろしくない。
今回最も言いたいのはこれです。
そして大規模なセット、予算が必要な観点は特段指摘をしませんで、
改善が簡単にできるであろうポイントを挙げていきます。
正直ね、映像のセレクトが圧倒的によろしくないです。
リングサイドのカメラマンは2人、
引きの映像は正面とコーナーの延長線上に1つの合計2か所。
カメラマンとしてはその場の全てをとらえられるわけではないので、
それをうまい事セレクトすればよいだけだと思いますが、
それがですね、圧倒的に遅い。
レスラーの技が終わって当初のカメラカットで続けると
後頭部と背中しか映らないことが容易に想像がつくのにカメラカットを変えない。
技が終わりきって数秒してから顔が映る位置のカットに変える。
正直レスラーの努力を無にしているとすら感じました。
全般的にカメラカットの変更の回数が少なすぎるし、
その中でも変えるタイミングが圧倒的に遅い。
詳細は語られていませんが、
蝶野正洋氏も自身のチャンネルで話されています。
ワールドプロレスリングの項4:00以降をご覧ください。
<蝶野正洋チャンネル>
日本において映像がエンターテイメントになり切れていないんですかね?
ある意味では昔からのやり方を打ち破る新しい文化、概念がないんでしょうか?
正直今回の映像を見ていてレスラーの頑張りが
生かされているとは到底感じられなかったですね。
ただここって人の教育で何とかなるポイントだと思うんです。
少しの意識の変化で。
カメラカットの切替を数多くすることがすべてではないものの、
日本の映像はそれが遅すぎて、
いいシーンを撮り切った後もしばらく変わらなかったり、
とにかくセレクションがよろしくないです。
英語実況のAEWの動画でこれらを意識しながらご確認ください。
**********************************************************
また下記映像をご覧ください。
いかに映像としていろいろな要素を取り入れているかを感じていただきたいのです。
これは直接比較などを目的としていません。
Triple Hの入場シーンをご覧ください。
私が取り上げたいのはこの動画の3:30過ぎの引きの映像。
Triple Hがコーナーに上ってアピールしている際の
大きな会場の奥行を感じさせる表現、
日本のあらゆるスポーツでも見られない表現です。
これをやれという訳ではなく、
創意工夫した映像を見せてほしいのです。
それが日本のメジャー団体に取り組んでほしい領域です。
アメリカにはハリウッドがあり、
WWEなどのカメラマンもいずれハリウッドの映画を撮りたいと
そんなモチベーションがあると聞きます。
それは日本にはないので映像コンテンツに対する熱を持った方が少ないのかもしれませんが、
誰もやっていない領域であればやってみる価値はあると思います。
【提案】
これは提案ですが、
例えば後楽園ホールのバルコニー席の両側にケーブルをつないで、
ドローンカメラを動かして空中映像を撮ったら面白い映像できると思いませんか?
日本において映像コンテンツでのマネタイズにあまり力を入れておらず、
入場料収入に寄った運営がなされていると思います。
そんな中で映像を撮影するカメラマンが
最もお金を支払った観客の視界を遮るのは
矛盾しているなとすら感じます。
WWEは映像が素晴らしい。
しかしながら、観客の目の前を遮るカメラマンは少ない。
そこら辺の運営に対する選別が合理的に整理されていると思いますが、
日本のそれはすべてが珠玉混在。
少なくともリングサイドの静止画をとるカメラマンは
全く不要だと思います。
動画から切り抜けばいいだけですから。
それだけで現在の南側を陣取るカメラマンの数を減らすことができ、
最もいい席とされる最前列の観客、
最もお金を支払うロイヤルカスタマーの満足度を上げることができます。
もっと言うと現代においてカメラマン、
特に紙面を使うカメラマンの存在意義は非常に下がっていると思います。
観客が多く撮影して、
SNSを使って拡散してくれるのですから。
それよりは最前列の顧客の満足度を上げて
よりチケット代をプレミア価格化したほうがビジネス的に良いと思います。
長くはなりましたが、
現状では資金力による差を無理に埋めるのはよくありませんが、
映像による工夫は必要不可欠だと思います。
映像コンテンツ自体でより良い
エンターテイメントを作ることがプロレス界の更なる発展に結びつくものと思います。
そんな観点がより注目されたらいいなと思いましたので記しました。
皆さんもそんなことを考えながら
各団体のPPVなどを楽しむのはいかがでしょうか?
またカメラを楽しむのもいいですね。
是非映像コンテンツとしてのプロレスも楽しんでください。
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推し事お疲れ様です。
推しの団体以外も見たいA-show2です。
視野が狭くなることはいい事ではないですし、
楽しみは増やす必要がありますからね。
さて、今回は先日行われ配信された
AEWの女子王座次期挑戦者決定トーナメントの
Show 2について感じたことを記したいと思います。
しかしながら今回は試合内容についてはさらっとです。
どちらかというと、
もっとこうしたらよりよくなるのになー。
といった運営の観点の気付きです。
対戦カードと結果は以下の通り。
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AEW女子王座次期挑戦者決定トーナメント Side Japan
1.準決勝(20分1本勝負)
坂崎ユカ(13分44秒 ミルクラッチα)さくらえみ
2.準決勝(20分1本勝負)
水波綾(14分46秒 リングアウト)アジャコング
決勝は
坂崎ユカ対水波綾
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今回の配信を見ていて興味深かったのは、
日本サイドの後にアメリカサイドの試合がインサートされていたことです。
必然的に両方を比較してしまいました。
ちなみに今回は通常のドメスティックレベルの観点ではなく、
グローバルな観点でするしますので、ちょっと辛口かもしれません
辛口文章は見たくない方は避けていただければ幸いです。
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【試合に関して(レスラーに関して)】
試合を見ていて感じたことは、
日本プロレスの技術面の質の高さが光ていたと思います。
もちろんトップクラスの選手がやっているわけですから当然なのですが、
そう対戦が多くない方同士の対戦であるにもかかわらず、
質の高い試合なのだから、単純に日本女子プロレスの質が高いのでしょう。
男女関係なく技の日本流、迫力のアメリカンプロレス、
簡単に言えばそんなところかと思います。
ただしこれは最終的には特徴の違いであって、
どちらがいい悪いはないという立場をとります。
<ライブ配信時>
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【場内のセット】
これに関してはAEWの会場は非常にお金がかかっており、
圧倒的にアメリカの会場は素晴らしい。
逆に同じ団体、プロモーションで大会を作るのに
なにゆえに大きくない会場でやるのかなーと多少疑問を持っておりました。
せめて最近できたコレガプロレスの会場であれば
綺麗なタイタントロンもあるしそこそこ迫力が出せるのになーと。
いずれにせよそこは最終的には日本サイドでは予算をかけないという判断を
単純にAEWがしたのだから論じることはありません。
とにかくAEWの会場は迫力を出せる仕組みなどがふんだんに盛り込まれていて
見ているだけでワクワクしました。
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【映像面】
今回論じたいのはここです。
正直資金面の話は仕方がないので、ファン的観点でいうと、
もう少し予算を!と思いますが、別の利点で行きたいところです。
ですので試合中の映像面について記します。
正直ですね、アメリカサイドの試合映像見た後に日本サイドの映像を見ていて、
正直つらかったです。
見ていてつらかったポイントは以下の通り
1、そもそも引きのカメラの画質が悪い。
2、カメラマンの位置取りがよくない。
3、カメラセレクションがよろしくない。
この3点です。
<日本語解説編集版>
1、そもそも引きのカメラの画質が悪い。
予算の問題なのであまり強く触れませんが、
アメリカサイドの映像が終わり切り替わった瞬間の落差はちょっと辛いものがありました。
2、カメラマンの位置取りがよろしくない。
これですね、本当にプロレスのカメラマンなのか?と疑問に思ってしまいました。
選手の技がどんなものがあって、次の動きはどうなるのかというのは
3か月もレスラーの動きを見ていればわかるはずですが、
レスラーの繰り出す技のどこがベストポジションかを考えた位置取りとは
到底思えないものでした。
レスラーの動きを後追いで立ち位置を決めているのはわかりますが、
それが圧倒的に遅い。
どんなポイントかというと多くの技が、
レスラーの後頭部、背中やお尻ばかりが撮影されているということです。
多少カメラ撮影をやっていると気づくか学ぶのですが、
レスラーの顔が映っているのが、いい映像です。
アクセントとしてそうでない映像はいいと思いますが、
大前提であると思います。
印象としてはただ何となく撮影しているという印象を受けました。
映像コンテンツに情熱があればそうはならないと思うんです。
3、カメラセレクションがよろしくない。
今回最も言いたいのはこれです。
そして大規模なセット、予算が必要な観点は特段指摘をしませんで、
改善が簡単にできるであろうポイントを挙げていきます。
正直ね、映像のセレクトが圧倒的によろしくないです。
リングサイドのカメラマンは2人、
引きの映像は正面とコーナーの延長線上に1つの合計2か所。
カメラマンとしてはその場の全てをとらえられるわけではないので、
それをうまい事セレクトすればよいだけだと思いますが、
それがですね、圧倒的に遅い。
レスラーの技が終わって当初のカメラカットで続けると
後頭部と背中しか映らないことが容易に想像がつくのにカメラカットを変えない。
技が終わりきって数秒してから顔が映る位置のカットに変える。
正直レスラーの努力を無にしているとすら感じました。
全般的にカメラカットの変更の回数が少なすぎるし、
その中でも変えるタイミングが圧倒的に遅い。
詳細は語られていませんが、
蝶野正洋氏も自身のチャンネルで話されています。
ワールドプロレスリングの項4:00以降をご覧ください。
<蝶野正洋チャンネル>
日本において映像がエンターテイメントになり切れていないんですかね?
ある意味では昔からのやり方を打ち破る新しい文化、概念がないんでしょうか?
正直今回の映像を見ていてレスラーの頑張りが
生かされているとは到底感じられなかったですね。
ただここって人の教育で何とかなるポイントだと思うんです。
少しの意識の変化で。
カメラカットの切替を数多くすることがすべてではないものの、
日本の映像はそれが遅すぎて、
いいシーンを撮り切った後もしばらく変わらなかったり、
とにかくセレクションがよろしくないです。
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**********************************************************
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Triple Hがコーナーに上ってアピールしている際の
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日本のあらゆるスポーツでも見られない表現です。
これをやれという訳ではなく、
創意工夫した映像を見せてほしいのです。
それが日本のメジャー団体に取り組んでほしい領域です。
アメリカにはハリウッドがあり、
WWEなどのカメラマンもいずれハリウッドの映画を撮りたいと
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それは日本にはないので映像コンテンツに対する熱を持った方が少ないのかもしれませんが、
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しかしながら、観客の目の前を遮るカメラマンは少ない。
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もっと言うと現代においてカメラマン、
特に紙面を使うカメラマンの存在意義は非常に下がっていると思います。
観客が多く撮影して、
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それよりは最前列の顧客の満足度を上げて
よりチケット代をプレミア価格化したほうがビジネス的に良いと思います。
長くはなりましたが、
現状では資金力による差を無理に埋めるのはよくありませんが、
映像による工夫は必要不可欠だと思います。
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そんな観点がより注目されたらいいなと思いましたので記しました。
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またカメラを楽しむのもいいですね。
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