2021年07月18日
コロナワクチン式節約術 ロキソニンはヤバいからアセトアミノフェン
『てんかん』という言葉だけを強調するべきではない。他にも、運転しない方が良い病気はあるのだから。それに、気を失う病気も、今はかなり細分化されている。たった4文字で、ひと括りにするべきではないのだ。例えば、うつ病でも、複数のクルマに囲まれた様な被害妄想を覚えたりする事もある。いきなり、『容疑者』『女』と記述するべきではない。本人の気持ちを汲んでやるべきなのだ。
和歌山市の死亡事故 危険運転致死疑いで逮捕された女性、「てんかんの防止薬を飲んでいた」
2021/07/17 17:17
和歌山市で死亡事故を起こし、危険運転致死の疑いで16日逮捕された女性が、「てんかんを防止する薬を飲んでいた」と話していることがわかりました。
和歌山市の美容師・西馬淳子さん(51)は、15日、和歌山市の交差点で持病の「てんかん」の発作で意識を失う恐れがある状態で車を運転して事故を起こし、22歳の女性を死亡させた危険運転致死の疑いがもたれています。
警察によると、西馬さんは「てんかんになったわけではない。心臓がきゅっとなって下を向いた時に衝突した」と容疑を否認している。
その後の調べでも「てんかんを防止する薬を飲んでいた」と話し、発作は起こっていないと説明しているということです。警察官が実感として理解できる訳がない事実なのだ。
新型コロナウイルス(COVID-19)ワクチンとてんかんをもつ人 (日本語訳 原稿)
新型コロナウイルス(COVID-19)に対するワクチンが認可され接種可能となりつつあります。
てんかんを有する状態が、COVID-19ワクチンによっててんかん発作を含めた副作用リスクが高くなることを示唆する証拠は現在ありません。てんかんをもつ人にとって、COVID-19感染および合併症による危険性は、COVID-19ワクチンの副作用の危険性をはるかに上回ります。しかし、他のワクチンと同様にCOVID-19ワクチンで発熱をきたすことはあります。そのため発作をきたしやすくなる可能性があります。解熱剤(カロナール/アセトアミノフェン)をワクチン接種後48時間に定期的(もしくは発熱期間)に内服することによりリスクを最小限にできるでしょう。
COVID-19ワクチン接種を受ける前には、ワクチン接種施行者にあなたがてんかんをもつことを知らせてください。以下のことも情報提供してください。
アレルギー、特にワクチンに含まれる成分に対するアレルギー
過去のワクチン接種時アレルギー反応(例 インフルエンザワクチン)
最近もしくは現在の発熱および感染症
治療中の全薬剤、特に免疫系を抑制する薬剤(例 免疫調節剤、免疫抑制剤)、抗凝固薬
妊娠中、授乳中もしくは妊娠を計画中のとき
他のワクチンと同様に、ワクチン含有成分にアレルギーがある場合はCOVID-19ワクチンを受けるべきではありません。もし1回目の接種でアレルギー反応が出た場合、2回目の接種をうけるべきではありません。
すでにCOVID-19ワクチン接種を受けた人もマスク着用継続とソーシャルディスタンスは重要です。ワクチンにもよりますが、現在のワクチンはCOVID-19に感染するリスクを90%程度まで減少させることができます。しかし、ワクチン接種後にもCOVID-19に感染していることがわからないうちに、他人にウイルスを拡散すること可能性があります。
(日本語訳 日本てんかん学会ガイドライン委員会)
医療従事者に対するコロナワクチンの2回目の優先接種も終盤に差し掛かっています。
2回目の接種者全員に「2回目の接種後は、発熱、頭痛、倦怠感などの全身の副反応が高頻度で起こるため、飲み慣れている解熱鎮痛剤を躊躇なく使用して下さい」とお話ししています。
カロナール(アセトアミノフェンの商品名)はあまり効かないので、ロキソニン(ロキソファノンの商品名)で良いですか?」です。私は「ロキソニンで良いです」と答えます。
次に多いのは「飲み慣れている解熱鎮痛剤は有りません」です。ロキソニンではなくカロナールを処方します。
ロキソニンはカロナールより効果が高いことが多いですが、消化器障害、腎機能障害などの副作用が起こる。
カロナールは比較的副作用が少なく、慢性疼痛に対して定期的に内服することがありますが、ロキソニンは頓用です。
また、ロキソニンは喘息を引き起こすこともある。解熱鎮痛剤を飲み慣れていない方には、やはりカロナールを処方
コロナワクチン接種前の予診時に「頭痛・発熱🥵等の副反応が起こったら、飲み慣れている解熱鎮痛剤を内服して頂いて良いです。」とお話ししています。
予防的にカロナール(アセトアミノフェンの商品名)を処方している施設もあるようですが、厳密に言うと解熱鎮痛剤の予防投与は保険医療から逸脱しています。
また接種者が初診の場合、初診料及び処方料、さらに薬局では薬代まで発生してしまい、直接薬局で市販薬を買って頂く方が安上がりになります。
飲み慣れている解熱鎮痛剤がない場合は、薬局で買って下さいとお話しています。
2回目の接種で発熱し、薬局で市販の解熱鎮痛剤を買ってもらいました。
市販されているアセトアミノフェンには、タイレノールA、バファリンルナなどがあります。
アセトアミノフェンを処方する場合は、1回カロナール(200mg)2錠または(500mg)1錠で処方していますが、タイレノールAは1錠300mg、バファリンルナは1錠100mgです。
アセトアミノフェンは比較的、副作用が少ないですが、人によって肝機能障害を起こすことがあるため、市販のアセトアミノフェンは用量が低く抑えられているのだ。
和歌山市の死亡事故 危険運転致死疑いで逮捕された女性、「てんかんの防止薬を飲んでいた」
2021/07/17 17:17
和歌山市で死亡事故を起こし、危険運転致死の疑いで16日逮捕された女性が、「てんかんを防止する薬を飲んでいた」と話していることがわかりました。
和歌山市の美容師・西馬淳子さん(51)は、15日、和歌山市の交差点で持病の「てんかん」の発作で意識を失う恐れがある状態で車を運転して事故を起こし、22歳の女性を死亡させた危険運転致死の疑いがもたれています。
警察によると、西馬さんは「てんかんになったわけではない。心臓がきゅっとなって下を向いた時に衝突した」と容疑を否認している。
その後の調べでも「てんかんを防止する薬を飲んでいた」と話し、発作は起こっていないと説明しているということです。警察官が実感として理解できる訳がない事実なのだ。
新型コロナウイルス(COVID-19)ワクチンとてんかんをもつ人 (日本語訳 原稿)
新型コロナウイルス(COVID-19)に対するワクチンが認可され接種可能となりつつあります。
てんかんを有する状態が、COVID-19ワクチンによっててんかん発作を含めた副作用リスクが高くなることを示唆する証拠は現在ありません。てんかんをもつ人にとって、COVID-19感染および合併症による危険性は、COVID-19ワクチンの副作用の危険性をはるかに上回ります。しかし、他のワクチンと同様にCOVID-19ワクチンで発熱をきたすことはあります。そのため発作をきたしやすくなる可能性があります。解熱剤(カロナール/アセトアミノフェン)をワクチン接種後48時間に定期的(もしくは発熱期間)に内服することによりリスクを最小限にできるでしょう。
COVID-19ワクチン接種を受ける前には、ワクチン接種施行者にあなたがてんかんをもつことを知らせてください。以下のことも情報提供してください。
アレルギー、特にワクチンに含まれる成分に対するアレルギー
過去のワクチン接種時アレルギー反応(例 インフルエンザワクチン)
最近もしくは現在の発熱および感染症
治療中の全薬剤、特に免疫系を抑制する薬剤(例 免疫調節剤、免疫抑制剤)、抗凝固薬
妊娠中、授乳中もしくは妊娠を計画中のとき
他のワクチンと同様に、ワクチン含有成分にアレルギーがある場合はCOVID-19ワクチンを受けるべきではありません。もし1回目の接種でアレルギー反応が出た場合、2回目の接種をうけるべきではありません。
すでにCOVID-19ワクチン接種を受けた人もマスク着用継続とソーシャルディスタンスは重要です。ワクチンにもよりますが、現在のワクチンはCOVID-19に感染するリスクを90%程度まで減少させることができます。しかし、ワクチン接種後にもCOVID-19に感染していることがわからないうちに、他人にウイルスを拡散すること可能性があります。
(日本語訳 日本てんかん学会ガイドライン委員会)
医療従事者に対するコロナワクチンの2回目の優先接種も終盤に差し掛かっています。
2回目の接種者全員に「2回目の接種後は、発熱、頭痛、倦怠感などの全身の副反応が高頻度で起こるため、飲み慣れている解熱鎮痛剤を躊躇なく使用して下さい」とお話ししています。
カロナール(アセトアミノフェンの商品名)はあまり効かないので、ロキソニン(ロキソファノンの商品名)で良いですか?」です。私は「ロキソニンで良いです」と答えます。
次に多いのは「飲み慣れている解熱鎮痛剤は有りません」です。ロキソニンではなくカロナールを処方します。
ロキソニンはカロナールより効果が高いことが多いですが、消化器障害、腎機能障害などの副作用が起こる。
カロナールは比較的副作用が少なく、慢性疼痛に対して定期的に内服することがありますが、ロキソニンは頓用です。
また、ロキソニンは喘息を引き起こすこともある。解熱鎮痛剤を飲み慣れていない方には、やはりカロナールを処方
コロナワクチン接種前の予診時に「頭痛・発熱🥵等の副反応が起こったら、飲み慣れている解熱鎮痛剤を内服して頂いて良いです。」とお話ししています。
予防的にカロナール(アセトアミノフェンの商品名)を処方している施設もあるようですが、厳密に言うと解熱鎮痛剤の予防投与は保険医療から逸脱しています。
また接種者が初診の場合、初診料及び処方料、さらに薬局では薬代まで発生してしまい、直接薬局で市販薬を買って頂く方が安上がりになります。
飲み慣れている解熱鎮痛剤がない場合は、薬局で買って下さいとお話しています。
2回目の接種で発熱し、薬局で市販の解熱鎮痛剤を買ってもらいました。
市販されているアセトアミノフェンには、タイレノールA、バファリンルナなどがあります。
アセトアミノフェンを処方する場合は、1回カロナール(200mg)2錠または(500mg)1錠で処方していますが、タイレノールAは1錠300mg、バファリンルナは1錠100mgです。
アセトアミノフェンは比較的、副作用が少ないですが、人によって肝機能障害を起こすことがあるため、市販のアセトアミノフェンは用量が低く抑えられているのだ。
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