2015年12月27日
コラム WiMAX2とWiMAXの違い
コラムWiMAX2とWiMAXの違い
2013年にサービスが開始された「WiMAX2」。
WiMAX2対応ルータ第二弾となるである「NAD11」も出てくるなど、話題になっています。
気になってくるのが従来のWiMAXと何が違うのか、どちらを選ばばいいのか、ということではないでしょうか。
そこで、WiMAXとWiMAX2、違いを比較しました。
1.通信速度
下りの通信速度は、WiMAX2が最大110Mbps、WiMAXが最大40MbpsとWiMAX2に軍配が上がります。
一方、のぼりの速度はというと、WiMAX2が最大10Mbps、WiMAXが最大15.7MbpsとWiMAXのほうが上なのです。
ちなみに、下りはデータをダウンロードしてくるときの速度、上りはデータをアップロードするときの速度です。
たとえば写真を大量にアップロードする場合やサイズの大きい動画を投稿する場合などはのぼりの速度が気になると思います。
ただ、基本的にはWiMAXなどのWi-Fi通信を利用するときは、動画を見るなどといったデータをダウンロードしてくることのほうが多いと思うので、よほどアップロードが多い方以外は上りの速度より下りの速度に重点を置いたほうがいいでしょう。
2.月額料金
月額料金は、プロバイダにもよりますが基本的にはじゃっかん差が出てきます。
たとえばauの場合、WiMAX 2 とフラット for DATAと誰でも割シングルを使った場合、月額4,196円となります。
ここからおトク割も適用することでさらに500円マイナスされ、月額3,696円となります。
ところが、Wi-Fiルーター「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD14」のハイスピードプラスエリアモード を使うと、使った月はプラス1,005円追加料金がかかります。
ハイスピードプラスエリアモードの利用額は、2014年7月までは無料です。
つまり、キャンペーン終了後、ハイスピードのWiMAX2通信を行うと、合計4,701円かかります。
一方、BIGLOBEでは、月額3,695円でWiMAX2+ とWiMAX両方の回線を利用できます。
3.ルータ端末の選択肢
2013年に始まったばかりの新しいサービスであるWiMAX2+に対応している端末は、2014年7月現在、「HWD14」と「NAD11」の2種類しかありません。
ただ、NAD11は非常に薄くてポケットにも楽勝で入るサイズ、HWD14はルータでありながら画面が大きく、操作性は抜群。
通常のWiMAX回線を利用の場合も、HWD14かNAD11の二択で問題ないと思われます。
大きく3つの点について比較しましたが、おすすめとしてはやはり「WiMAX2」です。
同じ料金で2種類の回線を使えるプロバイダを選べば、現在はまだサービス提供範囲外のエリアで主に使う方でも、たまにサービス対象エリア内に来て使うときや将来サービス提供エリアになった場合に追加料金なしでWiMAX2+の回線を使うことが出来るからです。
また、下り速度のベストエフォート値が倍以上違うとなると、やはりデータをダウンロードするときの体感速度がぜんぜん違います。WiMAX2、おすすめです!
量販店の店舗契約とネット申し込みの違い。最も大きな違いは、前述したとおり申し込んだ際についてくるキャンペーン特典でした。
また、家電量販店は、ヤマダ、ビックカメラ、コジマ、ヨドバシあたりは料金は同じ、キャンペーン特典もほとんど差がありませんでした。対して、ネット申し込みをメインにしているプロバイダの場合、プロバイダ間でキャンペーン特典の差が顕著に出てます。
その他の違い
キャンペーン特典で考えると、量販店や電気屋での店頭契約に比べて、プロバイダのネット媒体を利用した方がメリットが大きいでしょう。
ただし、量販店でWiMAX以外に欲しい商品(パソコンなど)がある場合、家電量販店(特にヤマダ電機)は一定のメリットがあります。
ヤマダ電機の場合、WiMAXと一緒に商品を買った場合、50,000円〜6万円のサポートがあり、同時購入した商品から料金を引いてくれます。
このサポートは、割引ではなく、毎月の月額料金に上乗せされるため、商品を分割払いで買う事ができるイメージです。
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