先日会社で「○○✕✕さんに出産祝い渡すなら当方まで」的なメールが来た。
この○○さんが同期の苗字なのだが、下の名前を覚えていなかったため、同期その人か確信が持てず脳内が大変なことになっていた。
本人とは一年目の研修くらいしかやりとりがなく……
いや待て、三年目までは極稀に帰路をともにすることもあったな。
ともかく、本人に聞くにははばかられる。
だが短期間でも良い人だったのはわかるので渡したい。
結婚祝のときはフルネームで覚えていたのでお祝いを出している。
だがもう覚えていない。
今回渡さないと「なんで?」って思われるだろう。
それは気まずい。
部署もフロアも違うがたまーに顔を合わせるのだ。なんとかせねば。
あれこれ悩んでいるうちにふと忘年会で使うツールが頭をよぎった。
抽選会で使うくじびきツール。
一回だけ名簿更新を任されたことがあり、名簿には名前と入社年月が記入されていた。
これを見れば同期の○○さんの下の名前がわかる。
という感じで同期であることを確認して無事? お祝いを渡すことに成功した。
こんなことしなくとも同期のフルネームくらい覚えておくか、
気軽に「お子さん産まれた?」と聞ける仲になるかしておけばよかったんだろうな。まあ無理だが。
唯一の女子社員は知らない内に結婚して苗字が変わっていてこの名簿では辿れなくなっていた。詰んだな。
なんて書いたけど、今日帰りに喫煙所を通りがかった際、彼女は夏のボーナス受け取って退社したと聞こえてきた。こんな形で知るとはね。